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「……"sit"。そこのソファー。」
「……!はい!」
彼が従順なのをいい事に、僕は彼の上に跨り、首元に顔を埋め、めいいっぱい息を吸う。
すると頭の中まで全部がAさん……いや、Aでいっぱいになって、不思議と強ばっていた体が緩く溶けていった。
…おちつく、
「…A…………A………」
Aの名前を何度も呼ぶ。
いつからこんなに好きになってしまったんだろう。
初めてplayした時から?
それとも、一目見たその瞬間から?
Aは僕の頭を撫でながら抱き返してくれる。
嬉しい
もっと撫でて
触れて
もっと、
…愛されたい、もっと。
誰にも触れさせたことない所まで暴いて欲しい。
君だけがいい。
君だけ__
「…ねぇ、抱いてよ、僕のこと。」
「えっ」
「抱かれるのは嫌でも、好きなら抱けるでしょ?」
声は少し震えていたと思う。
緊張してる、多分。
「、ぁ、ああっと、です、ねぇ……!」
さっきまでここに筆舌するのは憚られるほど恥ずかしい言葉を口にしていたくせに、こういう所は初なんだ。
かわいい。
「…でででも、おれ、初めてですし……っ!」
「気にしないよ。ほら、"
「うわぁーっ!?」
「体が勝手に……!」とか「俺だけ脱ぐなんて恥ずかしいです!!」とか叫びながらプチプチとシャツのボタンを外していくのは中々シュールで面白い。
「うぅ……せめて、せめてノートンさんも脱いでください……」
「い、いや!脱がないでください……!」
どっちだ。
「どっち」
「脱い…!ぬ、脱が…っ、でも、」
「見たくないの?」
「見たいです!!!」
正直過ぎないかこの人。
僕は思わず笑ってしまった。
すると僕のかわいいSubは顔を赤く染めて「わ、笑った……っ」と興奮気味に呟いた。
…なにその反応。
僕だって笑うけど?
「満たしてくれるんでしょ、僕を」
「……ちゃんと、愛してね」
僕、意外と欲張りだから
そう耳元で呟けば、彼はまた顔を赤色に染めて小さく唸った。
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白帽子(プロフ) - 田中さん» コメントありがとうございます。おかげで更新頑張れます…! (3月12日 6時) (レス) id: f1b6561477 (このIDを非表示/違反報告)
田中(プロフ) - とても好きです♡これからも更新待ってます♡ (3月12日 1時) (レス) id: d3ff0093eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白帽子 | 作成日時:2024年2月19日 21時