ついに対面 sideセンラ ページ14
俺は下校しようと廊下を歩いていたところ、坂田に捕まった。
『…なんやねん…』
「…ちょっと、話がしたいねん」
坂田の真剣な眼差しに、俺は坂田についていくほかなかった。
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『…怒ってるん?あのときのこと』
何故連れてこられたのかはわからないが、きっとボイスレコーダーを壊したことだろう。
そう思って、質問したが、まぁ、怒ってないわけないだろう。
そう思っていたけれど_____
「いや、怒ってないで」
『…え』
思わず声を漏らしてしまう。
だって、どうして?
親友だから?
俺はお前を裏切ったんに、まだ親友って思ってくれてるん?
_____ないか。
あんなこと、やってもーたしなぁ。
「ちなみに、Aも、モブちゃんも怒ってないで」
…?
なんでだろう。
俺は素直に質問することにしてみた。
すると、坂田はこう言った。
「Aがな?センラは悪ないって言ってくれたんや。ま、俺もセンラが悪い奴だとは思っとらんで?」
A…。
なんで、お前は俺のこと、庇ってるん?
気づけば俺は、坂田にこう言っていた。
『_____なぁ、坂田。俺、Aに会ってみたいねん。なんで、俺のこと庇ってくれてんのか、聞いてみたい』
そういうと坂田は「喜んで!」と、満面の笑みで答えてくれた。
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◯
◯
俺は坂田について行き、Aがいる病院にやってきた。
「ここやで」
きっと、この部屋がAの病室なのだろう。
ゴクリと唾を飲む。
どくどくと心臓が鳴る。
俺は緊張している胸を押さえつけて、ドアの取手に手をかける。
ドアを開けると、そこには__
『しっ、志麻くん!?』
「ホァッッッ!?センラァ!?」
『な、なんでここに…』
「いやーな…あー、うん…えーっと…」
志麻くん、何か隠してる?
「すとーっぷ」
見慣れない声が俺たちを制止した。
「A、連れてきたで!」
『A…??』
もしかして、このひとがA…???
「あー、センラだね?」
『あ、どうも…』
「なにから話そっか」
『聞きたいことはいろいろあるんですけど…まず、なんで志麻くんがここにいるか聞いても?』
「あ、そーだね。じゃあまず志麻のことから話すね」
そうしてAは話し始めた。
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◯
最近スランプが加速。
作品全部パスワード付けるか、新話非公開にするか考え中。
詳しくはブログで話してます。
お話の概要欄にURL貼ってますので、そこから飛んでください(土下座)
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蜜柑(プロフ) - akaneさん» コメントありがとうございます!!そう言っていただけて嬉しいです!いえいえっ!akaneさんの温かい言葉、心に沁みました…!更新頑張らせていただきます! (2020年10月30日 19時) (レス) id: ea7ddd1b06 (このIDを非表示/違反報告)
akane(プロフ) - コメント失礼します!! 病み期など色んなことで大変かもしれませんが私はこの作品が大好きなので少なからず仲間は居ることは覚えいて欲しいです!!こんな匿名野郎に言われても仕方ないかもしれませんが((ゆっくりでいいので続き待ってます! (2020年10月30日 1時) (レス) id: 93ea39b737 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - ナナ。さん» コメントありがとう!読んでくれてありがと〜!多分暴露話がこれで最後だから、続編いってすぐ完結になる…かもしれないw完結するする詐欺でごめんねw期待に応えられるよう頑張るね! (2020年10月26日 22時) (レス) id: ea7ddd1b06 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ。(プロフ) - コメ失礼します。更新ありがとうございますm(__)m心愛が潰されていくのが楽しすぎる(*´∇`*)(決してサイコではない)完結まで楽しみにしてます! (2020年10月26日 20時) (レス) id: 9211782864 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - 蜜柑さん» えっっっっ全然いいです!でれるの凄く嬉しい…えっ本当にありがとうございます!!!!焼き土下座します((勝手に使ってごめんなさい (2020年9月30日 23時) (レス) id: 9ab75758bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蜜柑 | 作成日時:2020年7月5日 10時