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「あ、フォローされました!
えっと……?これって優さんですか……?」




とりあえずフォローするわ!と坂田さんが言ってくれたのでフォロー通知が来るのを待っていたら、来たのはとなりの坂田さん?からのフォローだった。




「あー、俺ネットでちょっと活動してんねん
んで、そっちの方が色んな人が見るやろうからこっちのアカウントでフォローしてん」


「へー
あ、なんてツイートしましょうか?」


「んー、知り合いとお酒飲んでますーっでいいんじゃない?
あ、写真も撮ろ!」


「顔出しませんよ。」


「それは俺もやから!
手元だけ写そ!ほら、ピース!」




いつの間にやら私の隣にきて、グラスの前でピースしている優さん。

……行動早くない?この人。

なんて思いながらも私もピースする。

カシャッと音がして写真が撮れたことがわかる。




「よし!
あとはツイートするだけやね!」


「はい。あ、DMに今の写真ください」


「はーい!」




優さんは元気よく返事するとすぐにDMに今撮った写真が送られてきた。
それをすぐに保存し、ツイート画面へ。


……うーん。なんて書こう。



蒼蓮@新刊発売まであと一週間です!@____

友人がネットで有名?な人だったらしい(あまり詳しくないのでよくわかってません)
一緒に酒を飲む仲です

あ、ちなみにビールは自分が飲んでます



っと、こんなもん?

優さんにも確認してもらおう。




「優さん、こんな感じでツイートするつもりなんですけど確認してもらっていいですか?」


「ん、いいよー!
あ、じゃあ俺のも確認して!」



はいっと渡された赤色のカバーに入った遊さんのスマホ。



となりの坂田@____

普段から仲良くさせてもらってた友だちがまさかの大人気作家、蒼蓮さんでした!
たまにお酒を飲む仲だったけど、まさか蒼さんだとは思わなかった……(°-°)

あ、俺はカクテル飲んでるよ!



その文の最後には私と今さっき撮ったピースした写真が写っていた。

私の個人情報は何も書かれてないことを確認してから、優さんにスマホを返す。

それと同時に優さんも私にスマホを渡してきた。




「それじゃ、同時にツイートしてみましょうか!」


「うわー、みんなどんな反応すんねんやろ……」




2人でドキドキしながら同時にツイートする。


さて、どうなることやら。



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10→←8~Sside~



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作者名:moe | 作成日時:2017年12月26日 3時

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