CHANYEOL side ページ7
ーーーーーーーーーーーー
『……名前、なんていうの？』
｢チャンヨル。お前は？｣
『A。チャニョルー、えへへ』
｢なんだよ｣
『呼んだだけ』
｢！｣
彼女はまた、俺に抱きつく。抱きついたかと思いきや、彼女は俺の肩で寝息を立てた。
｢……え？｣
どうやら眠ってしまったようだ。なんだよこの女。変なやつ。そう思って俺は近くを見ると、空になった酒の缶が何本も置いてある。
彼女の顔に鼻を近づけてみると、確かに酒臭い。なんだよ。こいつ酔ってるじゃん。
ﾍﾞｸ｢警察呼ん……だ、よ？｣
そう言って屋上へ警察と一緒に来たベッキョン。だけど、もう警察は必要ないみたいだ。
ﾍﾞｸ｢どうしたの、その子｣
｢んー、なんか酔ってたみたい｣
『チャニョラぁ……出発！！』
ﾍﾞｸ｢……変な子だね。名前教えたの？｣
｢ん、まぁ……｣
ﾍﾞｸ｢この子、俺達がEXOだってこと知らないみたいだね｣
｢そうだな。おい、A、起きろ｣
ﾍﾞｸ｢チャニョル！ なんで下の名前で呼んでるんだよ！！ 勘違いされるぞ｣
｢いや、だってこいつ下の名前しか教えてくんなかったし……おい、起きろ！！ ｣
俺はベッキョンの発言に妙にムカついてAが寄っかかったままの肩をどかした。
彼女は支えがなくなり、ベンチに頭を強く打つける。
『痛ったぁ！』
｢おい！ ベッドで寝ろよ｣
『心配してくれるなんてチャニョルは優しいね』
……ったく、そんなんだからすぐに変な男に引っかかるんだよ
俺は、妙にAが心配になる。
ﾍﾞｸ｢Aさーん。ちゃんとした所で寝ないと、風邪ひくよ。何号室ですか〜？｣
『 だれ〜？ 』
ﾍﾞｸ｢ベクヒョンだよ。僕のこと知らない？ほんとに韓国人？｣
｢日本人だし、昨日まで日本にいたらしい。俺達が売れたのは最近だし……知らないんじゃない？｣
ﾍﾞｸ｢おかしいなぁ。日本でも結構有名なのに｣
『ベッキョン！ 205号室だよ、連れてって〜！』
ﾍﾞｸ｢はいはい。(笑)｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 91人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛花(仮)(プロフ) - おぉ！！EXOだ！！せりんくんのヤンデレ好き更新待ってるねヽ(´ー｀)ノ (2017年3月28日 11時) (
レス) id: 536a82edec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ワン公 | 作成日時：2017年3月26日 19時
