【D.O.】 dangerous zone ｰｰｰ歪むｰｰｰ【CHAN YEOL】 (ページ11)

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CHANYEOL side ページ11

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チャニョル side

『起床・衝撃』

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｢ん……｣

目覚ましと誰かの料理を作る音で目覚める。この匂いは……なんだろう。きっと美味しい料理だ。そう思いながら目を開ける。
目を開けるとすぐに眩しい朝日が入り込んできて、目が覚めた。

ﾍﾞｸ｢チャニョラ～！ご飯！ギョンスが｣

ギョンスが作ってるなら、美味しいに決まってる。そう思い、｢うん……｣と返事をして起き上がろうとするけど、体が思うように動かない。

金縛りにあっているような……思い何かが上に乗っかってるような、そんな感覚。
俺は恐る恐る俺にかかっている毛布をどけた。

｢！？！？｣

金縛りじゃ……なかった。
俺の足になぜか……女が捕まっている。寝起きが悪い俺でも、これにはビックリして完全に目が覚めた。

｢……っ、……っ、お、おお女｣

『……ん』

その女は、うつ伏せで寝ていて顔はよくわからない。俺は足を揺らしてなんとかこの正体不明の女をどかそうとした。
正体不明のコイツは、その衝撃で起きたのか、声を上げる。そして彼女は目をゆっくりと開けた。

『……あ。チャニョル』

｢え、なんでお前……｣

『おはよ』

｢……っ、うわああああああ！！｣

『ちょ、うるさ……』

ﾍﾞｸ｢チャニョラ！どうしたの……ってうわぁ！｣

『あ、ベッキョン』

｢ベッキョナ！コイツ、不法侵入！！警察！｣

『え、不法侵入って』

ﾍﾞｸ｢いくら俺達が名前を知ってる仲だからってこんなことはダメだよ！ Aさん！｣

『……ごめんなさい』

D.O. ｢騒がしいね、どうしたの｣

俺達が言い争ってる(というか一方的に攻めてる)と、ギョンスまで俺の寝室にやってくる。

｢この女が朝起きたら俺のベッドにいて……キモ！近づくな！｣
と、つい本音が出てしまう。

『そんなぁ、私はチャニョル好きなのに』

なんて言って彼女は俺に両腕を差し出してくる。でもそんな積極的な彼女は次の瞬間、ひょいとギョンスに抱き抱えられた。

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