人の不幸は蜜の味。【緑】

#26 ページ26

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中｢遅刻理由が委員会の仕事なんにそんなに濡れてるんはなんでなんかな｣


『いじめです。』


中｢ふざけてるんか｣


『パンツも見られました。心が傷だらけです』


中｢おいこらそんなことは聞いてへんねん｣


『今日のパンツの柄を大きな声で言われました。』


中｢……………神山か｣


『そうです。ホースで水をかけられたと思えばステ〇ッチとまあまあでかい声でわれました』


中｢…おぉ、｣




とりあえず風邪ひく前に制服に着替えてこいと言われ

教室に戻ろうとしたら




｢Aちゃんなしたん？｣



部長に話しかけられてしまった。

私制服にに着替えなきゃいけないんで、とも言えず

立ち止まって部長の方をむくと



｢………大丈夫…？｣



と頭に手を置かれた。

でもその手は直ぐに叩かれてどっかへ行った。



小｢部長、はよ着替えさせに行かせてあげてください｣



ナイス小瀧くんイケメン！！とも思う反面、

ストレートすぎて部長が怒らんか少し心配。



部長は｢そか、風邪ひいてまうもんな…ごめん｣と

神対応系スマイルをして、練習の方に戻った。



小瀧くんに｢ありがと、！｣と伝えると

｢おん、｣と素っ気ないけど満足気に返事をしてくれた。


こりゃモテるな。

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