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今までと違う坂田くんでも、坂田くんは坂田くんで。
執事の仕事はしっかりこなすし、屋敷のルールは守る。
…そう、そうなのだ、ちゃんとした執事の坂田くんなのだ。
『あの…さかたくん…？』
さ「前から思ってたけど、Aの髪っていい匂いするよな〜」
皆が居ないところで必ず抱き締めてくるところ以外は。
いやあの、最初は暴れたりしたんですよ？
女が男の力に勝てると思ったか！馬鹿め！！
って具合に丸め込まれました、逃げれない。←
食後とかティータイムとか、本を読んでる時間とか。
今は夕方。赤く染まった空が窓から顔を出している。
そろそろお風呂に入ろうかなぁ、さかたくん退いてくれるかなぁなんて考えていれば。
さ「なあA、ちょっと外行こう。」
『へ？』
唐突すぎる発言に間抜けな声を出した私。
同時に、ふわりと体が浮いて。
『っわ？！ちょ、さかたくん？！』
彼は私を横抱きにして、歩き出した。
『まっ、ちょ、さかたくん、どこ行くの、』
さ「ちょっとしたデートだって」
デ、デート？！
その言葉だけで顔が熱くなる私。
うーん、情けないというかなんというか。
大人しく黙っていれば、突然風が吹いたような、髪が舞ったような、そんな感覚がしてはっと我に返る。
『あ、…お庭…』
屋敷の敷地内にある、お庭だった。
花が咲いていたり、小さな噴水があったり。
テーブルとイスのセットもある。
そういえば昔、ここで過ごすのが好きだったっけ。
さ「最近来てなかっただろ？前は好きだからって時間がある度にここ来てたけど、」
確かに、成人した辺りから色々忙しくなったり外に出るのがめんどくさくなったりで、
随分と長い間、ここには来てなかった気がする。
なんとなく、懐かしい気持ちになった。
さ「Aが来なくなってから、俺達が手入れして、だからAに見せたくて。」
目を見開いた。
彼は、いつもの笑顔で私を見つめている。
『なんか…ごめんね、』
「俺が欲しい言葉はそれじゃないんだけどなぁ」
悪戯っぽく笑う彼に私も笑みを零して。
これはこれで、私の知らない坂田くん。
『…ありがとう』
太陽は既に、沈みかけている。
-----------ｷﾘﾄﾘ線------------
や、やっと終わった…(息切れ)
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優姫(プロフ) - 削除&新作記念で、少し前に加恋から優姫(ﾕｳｷ)に改名致しました。こんばんは。やっぱり坂田さん好き〜(*´∀`*)可愛い。格好いい。最高。ありがとうございます。これからも頑張ってください！(私も頑張りましょう...) (2018年8月25日 22時) (
レス) id: a847480144 (このIDを非表示/違反報告)
寝兎(プロフ) - 加恋@坂田家さん» 返信、更新共に遅くなっていて申し訳ないです…！コメント有難う御座います！頑張って書かせていただきます(*´∀｀) (2018年8月22日 7時) (レス) id: 600a335186 (このIDを非表示/違反報告)
加恋@坂田家(プロフ) - うぅ....さかたんキタァー！！嬉しい！疲れぶっ飛んだ！！更新お疲れ様です。これからも頑張ってください！ (2018年8月11日 15時) (レス) id: a847480144 (このIDを非表示/違反報告)
志穂 - お風呂ってなんかえr…ん"ん"っ楽しんで頂けるようしっかりと努めますね(´∀`)ﾆｺ← (2018年8月4日 22時) (レス) id: 42262f1add (このIDを非表示/違反報告)
加恋@坂田家(プロフ) - お風呂...！あわわぁぁ...！楽しみだぁ♪私、今、幸せ！！そう言えば確かに志穂さんログインされていないですね！来年ですかぁ！楽しみですねぇ〜！頑張ってください！今を、全力で楽しんでおります、カレンでしたぁ(笑) (2018年8月3日 13時) (レス) id: a847480144 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：志穂、寝兎 | 作成日時：2018年6月27日 21時
