私流小説の書き方

最近ハマってるスタイル ページ33

占ツクでもたまに見かけますよね、作者が乱入するタイプの小説。あ、でも私が最近ハマってるのは作者が直接乱入するやつじゃないですよ。

第三者視点で書いてる時の作者(私)の思考が地の文に乱入してくるタイプの小説書くの好きです。めっちゃ楽しい。
ギャグでもシリアスでも上手くやれば多分いい感じになる。

例えばですよ。
お題が、柊くんが何故か柊くんを敵視している斎藤くんと一緒に観覧車に乗ったとして。

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「――いや、おかしくね？何で俺とお前が二人っきりで観覧車に乗ってんの？」
「お前と俺の仲だろ、斎藤」
「気持ち悪っ！そんな仲じゃねーだろオレら！？」

斎藤がわなわなと震えて堪え切れずに叫び出すと、揺れるゴンドラの中で柊はカラカラ笑った。

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これがですね…

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「――いや、おかしくね？何で俺とお前が二人っきりで観覧車に乗ってんの？」
「お前と俺の仲だろ、斎藤」
「気持ち悪っ！そんな仲じゃねーだろオレら！？」

斎藤がわなわなと震えて堪え切れずに叫び出すと、揺れるゴンドラの中で柊はカラカラ笑った。
それにしても相席拒否だって出来ただろうに、柊と乗った斎藤も斎藤である。何故乗ったし。

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こうなるのじゃ。
地の文でツッコミ入れられるんです。シュールでギャグチックになりません？まあめちゃくちゃ文字数消費してしまうんですけどね…

↓シリアス例(柊の人間性を掘り下げて貶す時)

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柊譲は感情の起伏が薄い人間である。

喜怒哀楽の激情を知らず、親に言われるがままに普通を演じ、社会に溶け込んだ男である。果たしてそんな者に、生涯の友と呼べる人物がいるだろうか？

答えはまだ、誰も知らない。

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これが…

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柊譲は感情の起伏が薄い人間である。

喜怒哀楽の激情を知らず、親に言われるがままに普通を演じ、社会に溶け込んだ男である。果たしてそんな者に、生涯の友と呼べる人物がいるだろうか？――否。現れる筈もあるまい。
心を激しく揺れ動かさぬ者に、誰の心も揺れ動かさせられる道理など無いのだ。

彼はそんな救いようの無い男だ。だから、誰のことも信用も信頼も出来ないのだ。故に生涯の友なぞ、作れるわけが無い。

本当に、哀れだこと。

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こうなるのじゃよ。
なんか知らんけどりんじょーかんってやつが出る気がする(テケトー)

子曰く「なんか困ったら分割せよ」→←単調的な文を避ける………？？？

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