賑やかし新居−�� ページ22
「「「お邪魔しまーす！」」」
「君らか…」
玄関開けるとコナンくん以外の少年探偵団が揃ってた。どうやらコナンくんが助っ人として読んだらしい。取り敢えず中どーぞ、と入らせれば、ジュースを注いだ。
「ん？うまそーなにおいすんな」
「ああ、コナンくんにチャーハン作ったんだよ、今日付き合ってくれるお礼にさ。…君らも食べる？一応まだ余ってるよ」
「食いてぇ！」
「食べたいです！」
「私も！」
「私はパス。博士の所で食べちゃったから」
「あいよ〜」
灰原ちゃん以外の三人にもチャーハンを盛り付ける。しばらく経って美味しい！との好評をいただくと、僕も近くのソファへと腰掛けた。
「にしたって助っ人って…」
「いや、遥斗兄ちゃんが悪ふざけするのは目に見えてたし。それに子どもからの意見は多いに越した事は無いじゃない？」
「あと倉間の兄ちゃんの家でゲームも出来るしな！」
「それが一番の理由なような…」
まあ構わないけども…と乾いた笑いをこぼし、絵本を手に取る。じゃあ読むぜ？と僕が7割改変…もとい改悪した物語を読んだ。
不評でした…
「普通に読もうよ、遥斗お兄さん…」
「何というか、その…」
「メチャクチャだな！」
「う゛っ！」
純粋な子ども三人からズタボロに言われる。そ、そっか…子ども相手なら普通に読んだ方が良いかぁ…
「一回普通に読んでみなよ、遥斗兄ちゃん」
チャーハンを食べ終えたコナンくんがそう言う。…そこまで言うなら仕方ないな。
「分かったよ、しょーがないな…桃太郎」
普通に読んだ方が好評でした…
「やっぱり普通のが一番じゃねーか？」
「歩美もそう思う！」
「そうですね！」
「う゛っ！」
本日二度目のダメージを食らう。もうやめて、僕のライフはとっくにゼロよ！
「…妙に読み慣れてるわね」
りんごジュースを飲んで一息ついた灰原ちゃんが呟く。
「まあね。たまにボランティアとかで介護施設のじーちゃんばーちゃん達に読み聞かせ頼まれてたりしたし」
「その経験を活かしなさいよ…」
「や、割と好評だったぜ？改悪版日本昔話。桃太郎で鬼が海賊になってたり、かぐや姫で竹を割ると中から酒とママが出てきたり」
「桃太郎に関しては海賊版桃太郎だし、かぐや姫に至ってはスナック版かぐや姫じゃない」
「あとはまぁほら、仕事的に話を読み上げる事多いから」
「そういや倉間の兄ちゃんって何の仕事してんだ？」
「夢の国で笑顔を届けるキャスト！…になりたかったなぁ」
「願望じゃないですかそれ…」
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想世(プロフ) - ﾁｯｽﾁｯｽさん» コメントありがとうございます。本編と異なる可能性もありますが、次回は大体あんな感じでお送りします。 (2022年8月6日 6時) (
レス) id: 7931d7abb1 (このIDを非表示/違反報告)
ﾁｯｽﾁｯｽ - 次回予告✨ (2022年8月5日 17時) (レス) id: 87f77450ee (このIDを非表示/違反報告)
想世(プロフ) - わさびもち！さん» コメントありがとうございます。気に入っていただいて何よりです。 (2022年8月4日 16時) (レス) id: 7931d7abb1 (このIDを非表示/違反報告)
わさびもち！(プロフ) - 好きです…好きです…最高に好きです…すき… (2022年8月4日 2時) (レス) @page50 id: bc0339f7a6 (このIDを非表示/違反報告)
想世(プロフ) - ???さん» コメントありがとうございます。応援していただきとても嬉しいです。 (2022年7月25日 19時) (レス) @page40 id: 242a51c45c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：想世 | 作成日時：2022年7月6日 15時
