異色のお食事会−�� ページ25
「あれれ〜、おかしいぞ」
「どうかしました？」
どうかするわ。
あの後何故か灰原ちゃん達とご飯を食べる事になり、何故か沖矢さんまで着いてきた。第三者側から見れば沖矢さんが父、僕が母、灰原ちゃんが子ども、阿笠さんは…うん、多分、おじいちゃんなんじゃない？と適当に考えるが、そもそも僕は女じゃない！と心の中でノリツッコミを入れる。
「何百面相してるのよ」
「打倒安室さんの為に色々とネタを…」
「どこを目指してるワケ？」
「よっしゃ整いました、それではご清聴ください」
「嫌よ」
「コンビニのおにぎりの具によくある昆布とかけまして、当て馬の公爵貴族とかけます」
「…はぁ、その心は？」
「どちらも
「よく人に披露しようと思ったわね」
うーん、やっぱり反応はビミョー。他の二人も苦笑だ。ある意味灰原ちゃんのドライさより傷付く。
「というか休日にバーベキューか、羨ましい限りだぜ。どこで事件起こすの？」
「もうちょっと言い方は無いの？」
「どこで
「余計に酷い言い回しになってるじゃない。…ほら、ここよ」
スマホでタタンと検索をかけた灰原ちゃんは、マップを僕に見せる。おお、今のちょっとかっこい…ん？
「んぐッ、げほっごほっ、ごっ！？」
「ちょ、ちょっと！」
「気管に米入った、こめん…米だけに」
「喉に詰まらせて死んだらどう？」
し、辛辣ぅ…
慌てて沖矢さんから手渡された水を飲むが…それどころじゃない。灰原ちゃんが見せた場所、そこに物凄く見覚えがあった。
「どうしたのよ、一体…」
「…山暮らしのアリエッテー」
「「？」」
「この山付近に貴方が住んでたって事？」
「何で通じておるんじゃ…」
「コクリと坂から…」
「そうみたいね」
「何で通じているんだ…？」
自分でやっといてなんだけど、何で灰原ちゃん分かるの？阿笠さんと沖矢さんは不思議そうにお互いを見合わせた。ここで(僕の脳内で)流れるLove so sweet。
「なら折角だし、一緒に来てくれない？あの子達も来るのよ」
「その日は風邪引く予定だから無理」
「あら？この前…」
「是非喜んで同行させていただきます！」
「まだ何も言ってないわよ」
灰原ちゃんの前では選択権も無いと同義…ッ！
「じゃあ折角なので沖矢さんも来ましょうよ！」
「！？」
「僕も、ですか？お邪魔でなければ」
その方が良いぜ。絶対事件起こるし。
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想世(プロフ) - トめAと@カド松さん» コメントありがとうございます。過去だけでもSAN値ゴリゴリ削られてますね… (2022年8月11日 9時) (
レス) id: 7931d7abb1 (このIDを非表示/違反報告)
トめAと@カド松(プロフ) - SAN値ヤバそう･･･ (2022年8月11日 7時) (レス) @page49 id: 8b7bdbc23e (このIDを非表示/違反報告)
想世(プロフ) - 深夜さん» コメントありがとうございます。帰省の際に何かしらの悶着はありそうですね。 (2022年5月29日 19時) (レス) id: 7931d7abb1 (このIDを非表示/違反報告)
深夜 - コレお母さんとひと悶着あるパターンかな?(フラグ) (2022年5月29日 19時) (レス) id: 19b009e4f4 (このIDを非表示/違反報告)
想世(プロフ) - 時凪さん» コメントありがとうございます。執筆の励みになります。これからも更新を頑張らせてまいります。 (2022年5月29日 18時) (レス) id: 7931d7abb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：想世 | 作成日時：2022年5月29日 16時
