検索窓
今日:3 hit、昨日:8 hit、合計:464,940 hit

12 ページ14

毎日寝る前にとりとめもない話するだけで、
すごく安心する。


亮ちゃんはどんな気持ちなんだろう。


亮ちゃん、今は、好きな人、いないかな。


ずっと聞けなくて、苦しい。


あんなにカッコいいんだもん。

周りは綺麗な人ばっかりで・・・


亮ちゃんは、ちょっと面倒くさいとこあるけど、
本当は繊細で優しい。


亮ちゃんを好きになる人、
きっとたくさんいると思う。


亮ちゃんはその中に、
いいなって思う人、
現れないのかな?

いつも堂々めぐりしてるだけで、
この質問は声にはならない。



夜の9時前。


いつもの電話。


「A?
今日もお前に電話出来てんの、
なんでか分かる?」


亮ちゃんの声ははしゃいでる。

撮影が上手くいってるんだ。


「なんで?
雨で中止になったの?」


四国は雨だって、天気予報で見た。

最近いつも四国の話題を気にしてる。


「ちゃうわ。
俺がいっぺんもNG出せへんかったから、
かなり、巻い、いや、
めっちゃはよ終わってん。
偉いやろ」

またまた自慢してる。


毎日、おんなじ事言ってるから。


それがどれぐらいすごいのか、
よく分かんない。


「Aは?
先生慣れた?
生徒、可愛い?
なめられてへんか?
もしや生徒に間違えられてへん?」


またさらっとそういう事を。


「間違えられるわけないでしょ。
中学だよ。
生徒は可愛い。
もう慕ってくれる子もいて・・・」


かなり見栄を張っちゃった。


まだ全然慣れなくて、
おまけに生徒には甘く見られてる、
亮ちゃんのいう、なめられてるっていうのが現状なのに。


丸山先生がいなかったら、
とっくに根をあげてる。


私に心を開いてくれてるの、佐倉さんだけだ。

私も彼女の前では素の自分でいられる気がしてる。


「やるやん。
Aなら絶対大丈夫や。
ちゃんと生徒の立場になって考えられるセンセェになるわ。
それよりな、こっちはめっちゃ星が綺麗やで。
お前にも見せてやりたいわ」


亮ちゃんは、ただ何気なく言ってるの、分かってる。

でも・・・


優しくされたら、少し欲張りになる。


女の悪いクセ。


「亮ちゃん、早く寝ないと。
明日も撮影早いんでしょ」

13→←11



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (223 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
465人がお気に入り
設定タグ:錦戸亮 , 丸山隆平 , 関ジャニ∞   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

美穂(プロフ) - わ〜読むの増えた〜ありがとうございます!こちらも読み返してルーティンにしますね。寝る前の楽しみ増えたわ〜感謝!! (2017年12月3日 23時) (レス) id: 59d565d446 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:fool x他1人 | 作成日時:2017年5月25日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。