偽りの恋【妖怪ウォッチ】 (ページ6)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:646 hit

6 ページ6

オロチ「私はお前のことを知っている。なぜ、屋敷に来た？」

A「土蜘蛛がターゲットだから」

オロチ「土蜘蛛殿を陥れようとするのは私が許さないぞ」

A「私は土蜘蛛をターゲットから外そうと思っている。だから土蜘蛛が私のことを嫌いになった時に出て行くつもり」

オロチ「お前のことは信用できない」

A「なら、土蜘蛛が私を嫌いになるよう仕向けても構わない。とにかく、私は土蜘蛛を陥れるなんてことはしないから」

オロチ「その言葉が本当ならさっさと出て行け。私はお前みたいに強い奴の言いなりになる奴らが大嫌いだ。それで妖怪達を傷つけようとする奴は顔も見たくないほど嫌いだ」

……あぁ、そうだ

私はいつも言われるがままに生きてきた

都合の良い女、みたいにいろんな男からナメられてきた

こんな私、私だって嫌いだ

私にだって意思はある

胸が締め付けられるような思いをしてまでこんな仕事なんかしたくない

でも、裏切りが1番ダメだ

あぁ、いっそのこと、ボスからの通信も何もかも全て断ち切ってしまおうか

ボスから＂逃げて＂罰を受ける方がよっぽど良い

どのみち、私には苦しむ運命しか残されてないから