偽りの恋【妖怪ウォッチ】 (ページ2)

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「おぬし、少し聞きたいことがあるんだが良いか？」

A「えぇ。構わない」

……古典妖怪か

最近はメリケン妖怪ばかりだったから新鮮で良いかもしれないな

ターゲット、決めた

土蜘蛛「吾輩は土蜘蛛と申す。ここら辺りで大ガマを見なかったか？」

A「大ガマ？……多分見てない」

土蜘蛛「そうか。あやつ、一体どこへ…？」

その時、土蜘蛛に影ができた

上を見ると何かが落下してきている

A「あ、」

＂危ない＂という暇もなく、それはドシンッと土蜘蛛の上に落ちた

「おい、ずるいぞ！なに可愛い子と話してんだよ！」

土蜘蛛「ば、馬鹿者！早くどかんか！」

多分、こいつが大ガマだろう

……こっちの方がやりやすかったかもしれない

A「あなたが大ガマ？」

大ガマ「そうだぜ。お前は何て名だ？」

A「A、よ」

土蜘蛛「そういえば、まだおぬしの名を聞いてなかったな…」

大ガマ「なぁ、俺たちの屋敷に来てお茶しようぜ！」

大ガマ、中々役に立つな

土蜘蛛と距離を縮めやすくなる

A「土蜘蛛が良いというならお邪魔させてもらう」

土蜘蛛「吾輩は構わんぞ」

さて、この後はどうしよう

……とりあえず、行ってから考えるか