第１０１話 ページ11
蝶左side
蝶「Aっ！」
俺を庇ってAは姿が見えなくなった。
すぐに助けにいきたいが、火が強くて助けるどころか、Aの声も様子も分からなければ聞こえない。
くそっ！水が必要なワケ…！
そう考えていると冷たい声が聞こえた。
白「………仕方がない。」
そう言った白鳥の顔は笑っているように見えた。
仕方がない…？
蝶「お前は何がしたいワケ？」
お前は宝が欲しくて、Aはその宝の場所がわかるヒントみたいなモンだろ…？
白「………」
けど白鳥はなにも言わずに姿を消した。
くそっ…、なんなんだよ…！
っ！それよりAを…
烏「っ！蝶左！」
白鳥が消えた方とは逆の方から烏頭目が水の入った桶を持って入ってきた。
蝶「烏頭目！？丁度よかったワケ！」
烏頭目が持ってきた水を木々にかけ、燃え弱まった木々をどかす。
奥で倒れているAを見つけた。
駆け寄ると、ところどころ軽い火傷はあるがこれと言った大きな怪我はなさそうだ。
Aを抱き上げ家を離れる。
外には里の男たちが家の火を消すために動いていた。
水を持ってこい、森に燃え移らないようにしろ
そんな言葉が飛び交ってるハズなのに、全く聞こえなかった。
静かに、そしてゆっくりと動いているようにさえ感じた。
火傷を冷やそうと川に向かう。
川の周りに人は居らず流れる水の音だけが聞こえる。
服を一部裂き、水で湿らして傷口にそっと置く。
Aが微かに呻き声をあげた。
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シヲリ(プロフ) - ぽてぃとぅ＠あおっぽいひと。さん» うおおおお！！（ ＴДＴ）なんと嬉しいお言葉！涙が溢れて止まりません！！矛盾しまくりで申し訳ありませんが頑張ってバイト中に話考えます！← (2015年12月28日 16時) (
レス) id: 146010a94f (このIDを非表示/違反報告)
ぽてぃとぅ＠あおっぽいひと。(プロフ) - 今日初めて読んで、すごく面白くてなんでもっと早く読んでなかったんだろうって後悔しました！wバイト大変かとは思いますが頑張って下さい！ (2015年12月28日 8時) (レス) id: 5f68c9cdab (このIDを非表示/違反報告)
シヲリ(プロフ) - 夢路さん» もちろんハッピーエンドで終わらせますよ！バイトしながらも更新頑張りますので気長に待ってて下さい！ (2015年5月21日 17時) (レス) id: 322991b341 (このIDを非表示/違反報告)
夢路(プロフ) - シヲリさん» 覚えていてくださったようで何よりです。そうなんですか…私的にはハッピーエンドで終わって欲しいですね(；´∀｀) バイト、更新共に頑張ってください！ 陰ながら応援しています。 (2015年5月21日 13時) (レス) id: a16277a326 (このIDを非表示/違反報告)
シヲリ(プロフ) - 夢路さん» お久しぶりですゆあさん！大詰めになってきたのですが話の先は全然決まってないので全然更新出来なくて申し訳ないですｏ(＿＿*) バイトの合間に考えてなるべく早く上げるようにしますね♪ (2015年5月21日 13時) (レス) id: 322991b341 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シヲリ | 作成日時：2014年5月7日 12時
