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私の気持ちの十分の一でも伝わればと、私もさとみくんの背中に腕をまわす。
さとみくんが顔の向きを変え、頬にキスしてきた。
軽く触れた後、見つめられたからそっと目を閉じた。
唇に重なる柔らかい感触。
軽く触れあっているだけなのに、嬉しくて胸がギュッとなる。
「本当は昨日もこうしたかった。
いっぱいキスして、抱きしめて……もちろんその先も」
熱のこもった声でさとみくんが囁くように言う。
「いいよ……。 私もさとみくんのこと、全部知りたい」
そう素直に伝えたら、さとみくんは私の手を取ってベッドの上へと導いた。
「ほんとにいいの? このままだと俺、途中で辞められないよ?」
「……うん」
そう答えたら今度は深く口づけられた。
何度も角度を変えながらキスをして、そのままゆっくりベッドへと押し倒される。
「んっ……はぁ……」
舌を絡めるような深いキスはまだ慣れなくて、息継ぎが上手く出来ない。
息をしようとする度に甘い吐息が漏れてしまう。
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彩月 - 頑張ってください!!待ってますっ!! (2023年1月2日 17時) (レス) @page46 id: b4d0964373 (このIDを非表示/違反報告)
白星(プロフ) - 彩月さん» ありがとうございます💕 面白いと言っていただけるの本当に嬉しいです! 今年も頑張ります!! (2023年1月2日 16時) (レス) id: c8319660f5 (このIDを非表示/違反報告)
白星(プロフ) - 夏那子さん» 夏那子さん今年もよろしくお願いします! 紅茶はカレ◯チャペックのイメージです。 ここの紅茶缶可愛いんですよ💕 (2023年1月2日 16時) (レス) id: c8319660f5 (このIDを非表示/違反報告)
彩月 - ほんっとに面白い!マジでありがたいですっ!白星様、結構遅いメリークリスマス!そして少し早いあけましておめでとう!!来年も、更新よろしくお願いします!まってますっ!!! (2022年12月31日 23時) (レス) @page46 id: b4d0964373 (このIDを非表示/違反報告)
夏那子 - 缶入りの紅茶がプレゼントってなんかオシャレですね!この二人の幸せな会話に毎回こちらまで幸せになります 白星様もよいお年を! (2022年12月31日 9時) (レス) @page45 id: 99395c908e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白星 | 作成日時:2022年11月4日 2時