34 ページ34
.
かき氷を食べ終わり、またみんなで歩き始める。
「屋台たくさんあるね」
「うん。 この辺で一番大きなお祭りだからね。
今日の最後には花火もあがるよ」
花火！ そういえばここ何年も見たことない。
「この近くに川があって、そこからあがんねんで。
もう少ししたら場所取りしたほうがいいかも」
私とさとみくんの会話を聞いて、前を歩いていたジェルくんが振り返りながら言う。
「じゃあ適当に食べるもの買って場所取り行こう」
莉犬の言葉に後ろを振り返った。
「うん、そうだね。 あれ？」
莉犬と一緒に後ろから着いてきていたはずの妹の姿がない。
「莉犬、レイは？」
「え？ Aと一緒に歩いてなかった？」
「私てっきり莉犬と一緒かと思ってた……」
ほんの数分前に迷子にならないように注意したばかりなのに、嘘でしょ。
私と莉犬の会話を聞いて、さとみくんとジェルくんも立ち止まる。
「え？ 妹さんはぐれたの？」
「とりあえず電話してみる」
私は慌ててスマホを取り出した。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 521人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「すとぷり」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
白星(プロフ) - 莉央さん» 莉央さん コメントありがとうございます！ 大洪水笑 嬉しいです💕 (2022年7月23日 18時) (
レス) id: c8319660f5 (このIDを非表示/違反報告)
白星(プロフ) - 結菜さん» 結菜さん コメントありがとうございます！ ありがとうございます笑 若いのでイチャつくの我慢できないんですかね笑 (2022年7月23日 18時) (レス) id: c8319660f5 (このIDを非表示/違反報告)
白星(プロフ) - さうざんとりーふさん» さうざんとりーふさん コメントありがとうございます！ いつの間にそんなに書いていたんだ……。 ずっとお付き合いいただいてありがとうございます💕 (2022年7月23日 18時) (レス) id: c8319660f5 (このIDを非表示/違反報告)
白星(プロフ) - 夏那子さん» 夏那子さん コメントありがとうございます！ リアルでも学力テストで一番点数高かったし頭いいんですよね！ (2022年7月23日 18時) (レス) id: c8319660f5 (このIDを非表示/違反報告)
白星(プロフ) - あいみさん» あいみさん コメントありがとうございます！ 歳の近い先生同士仲がよかったらいいなーと思って書きました💕 (2022年7月23日 18時) (レス) id: c8319660f5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白星 | 作成日時：2022年6月24日 20時
