十一話 ページ13
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「…ちょっと詳しく聞かせてもらってもええ？」
『実は…』
二年ほど前、ネットで繋がったゲーム友達の紹介で生主さんと知り合った。その生主は基本一人で活動してるけど、たまに友達を集めてマイクラの生放送をしている。私も誘われてマイクラ放送に参加させていただいていて。仕事があるし毎回参加できるわけではないけど、楽しく遊ばせてもらってる。リスナーも五人くらいの小さな放送だ。
『あ、勿論声は高い声出してます。地声を放送に乗せたことはないです。』
「…その放送、アーカイブ残っとる？ちょっと見せてもらってもええかな」
『良いですよ。ただ一回の放送時間が長いので…この動画のこの辺ですかね』
自分がよく喋っている時間まで飛ばしてスマホを渡す。小さいスマホを囲んで覗き込んでいる大人の男性が三人…何だこの光景…
スマホから聞こえてくるのは主にマイクラの音声と生主さんの声。そしてたまに私の高い声と、他に参加しているお友達数人の声。ある程度動画の中のやり取りを見て確認したら、スマホを返された。
「普段この声なら、こっちで低い声出しても絶対バレへんと思うで」
「我々に来たら、この放送にはあまり参加できんくなると思うが大丈夫か？」
『そこは大丈夫です。たまに連絡は取り合って普通にゲームはしますけど放送は絶対参加って訳でもないですし、何なら今見た放送を最後に一年近く参加できてませんし』
「そうか。ならええんや。撮影できるのは有り難いし我々式の編集は後々トン氏に教えてもらってくれ。いやぁ渡りに船やわ。」
「名前、どうするか決めた？」
『名前…じゃあ、マナブで。』
「マナブか。ええ名前やん。間違えんように気を付けんとな！」
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黒月（ﾌﾞﾗｯｸﾑｰﾝ）(プロフ) - 続編ありがとうございます！最初の台詞なんですけど、、、エミさんでは？敬語やし、納得っていうのは前からの知り合いだから、、、と思ったんで。続編も更新がんばれください←（くださいって付いてるから敬語と信じて、、、） (2019年5月27日 23時) (
レス) id: 75155c2af0 (このIDを非表示/違反報告)
yanochin(プロフ) - キョウヤさん» コメントありがとうございます！共感していただけて嬉しいです！頑張ります！ (2019年5月27日 23時) (レス) id: 2c796d6a97 (このIDを非表示/違反報告)
キョウヤ - 主の気持ちなんかちょっとわかる。自分も声低いのちょっとコンプレックスだから。この小説面白いっす!頑張ってください! (2019年5月27日 23時) (レス) id: 665ea8b906 (このIDを非表示/違反報告)
yanochin(プロフ) - HAKU猫の夏さん» コメントありがとうございます！頑張ります！！ (2019年5月27日 20時) (レス) id: 2c796d6a97 (このIDを非表示/違反報告)
HAKU猫の夏(プロフ) - あ。なんか好きっす、頑張れください。 (2019年5月27日 20時) (レス) id: 1e7a204824 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yanochin | 作成日時：2019年5月12日 0時
