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翔「ちゃんと相葉には言えたのか……。」
A「い……ました……、もう来ないでって……ちゃんと言い……っ。」
あれほど泣いたのに、まだ涙が残ってたのかってぐらい
また、勝手に涙が流れてくる
メガネとマスクがジャマになって
誰にも見られたくないこんな顔を、櫻井さんの前にさらした
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あなたは笑えばいい
私を見下して笑ってればいい
惨めな女の姿を笑いに来たんでしょう？
そんな卑屈な思いばかりが体の中でいっぱいになってた時だった
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翔「……頑張ったな。」
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小さく、小さく
櫻井さんがそう呟いた
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A「……ぇ……？」
翔「相葉のことをそれだけ好きだったから泣いてたんだろう？そんな不細工になるまで。」
A「ぶ、不細工は……余計です……。」
美人じゃないことぐらい、最初から分かってる
だけど、こんな時にそんな追い討ちをかけなくたっていいじゃない
嘘でも相葉さんは、可愛いと言ってくれたんだから
せめて、その余韻ぐらいは
残させてよ────
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抵抗するように櫻井さんを睨みつけて
むぅ…と、ほっぺを膨らませた
櫻井さんは困ったように笑うと、膨らませた私のほっぺを
むに…と、指先でつまみ上げた
翔「冗談だよ。不細工なんかじゃない。素直な涙ほど綺麗なものはない。」
A「な……ですか、それ……っ。」
翔「俺は、演技の涙ばかり見てきているからそう思うのかもしれないけどな。」
A「…………。」
翔「Aは、よく頑張ったよ。」
櫻井さんの言葉にまた
止まりかけていた涙が溢れそうになってくる
翔「泣きたい時は、気の済むまで泣けばいい。」
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ぽろり
涙がひとつ落ちると
連なるみたいにそれはポロポロと落ち続けてきて
この人の前で泣くことさえシャクに触るのに
そんなことどうでもいいぐらい自分の気持ちを抑え切ることが出来なくなっていた
A「……ぅう…っ……。」
ポロポロと涙は溢れてきていて
加速度を増して溢れてくる涙を隠すみたいに
櫻井さんは私の体をすっぽりとその腕の中に収めた
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四葉(プロフ) - まやさん» てっかてかなエナメルね(笑)なぜかここの翔さんにメガネかけてるイメージああるんだけど、ディナー作る執事的なジャーマネみたいになっちゃいそう(＞ω＜) (2015年4月11日 16時) (
レス) id: 8fb8ce72d4 (このIDを非表示/違反報告)
四葉(プロフ) - 和紀☆さん» 演歌歌手は書くことないから(笑)でも地方巡業だって頑張っちゃうんだぜ？客こないけど！翔さんはアレよ( *｀艸´)女を手の内の収める策士ｗ (2015年4月11日 16時) (レス) id: 8fb8ce72d4 (このIDを非表示/違反報告)
四葉(プロフ) - まみさん» 流れ流されて大変なことになってるよ(笑)大人のお付き合い……ってのももしかしたら悪くないのかもー☆なんつって( ＊｀艸´) (2015年4月11日 16時) (レス) id: 8fb8ce72d4 (このIDを非表示/違反報告)
四葉(プロフ) - haruさん» ズドーンってくるかな？翔さんのお腹はズドーンってしてるけど( *｀艸´)魂胆あっての櫻井翔な気がしなくもないんだけど！アハン(＊ﾉﾉ) (2015年4月11日 16時) (レス) id: 8fb8ce72d4 (このIDを非表示/違反報告)
四葉(プロフ) - ｳｯﾁｰさん» とにかくアイドル相葉雅紀から引き離す……こと？傷ついた心を癒すのは新しい恋……になるのかならないのかｗ (2015年4月11日 16時) (レス) id: 8fb8ce72d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四葉（よつば）
作成日時：2015年2月26日 22時
