音に込められた思い【実況者】*リクエスト募集中* (ページ32)

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桜色タイムカプセル＠ちはやYTS３　　リンゴノカバヤキさんリクエストページ32

拝啓、未来の俺へ
25歳にになった俺のはどんな今日が見えますか？

「えっとさ・・・」

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降り注ぐ桜の花びらの雨の中に
カレンダーに書いて指で数えた日は卒業までの時間
学校でずっと過ごしたこの三年間と変わらない道だった朝の通学路
少しずつ学校に向かう時間が短くなったいるような感じがして少し悲しくなった

意味も将来も考えずに、何も求めずにみんなと暮らした毎日
心残るような派手なことはなかったけど心残りも抱いていた

何百回も目を瞑って思い出していたその楽しい思い出たち

やり過ぎだった、俺らしくなさ過ぎるって、またやり直さなきゃ

なんて何度も自分に言い聞かせてきた

恥ずかしさと、覚えやすいからってそんなことですがっていた
下手な見栄を張ってまた嘘をついてしまった

Aが確か言い出したんだっけ
「タイムカプセル作ろうよ！」
「なんで？」
「だって、またちはやと会える理由が出来るじゃん！」

何処の誰でもしてそうな『タイムカプセル作戦』
Aは何を入れたんだっけな？、だって見せてくれないから

でも俺は気がつくとその思い出は
いつも胸の奥の奥の奥の、、ずっと奥にしまい込んでた

すれ違うだけでも、嬉しいこの思い

でも、心残りすら俺には口にできなかった

「儚いなぁ…」

何千回も否定した俺の本当の気持ち

きっと違うんだって

気のせいだっておかしいんだよきっと

恋に恋を重ねていた

救われない理由を重ねて縋っているだけじゃ次には進まない

最後を飾るのはAへの想いで

気づいて気づいた本当のこと
Aに言わずに後悔するなら言ってから後悔しよう

Aへ

考えた作戦の当日手紙を2つ握って

斧日の最後のあの道で

記憶のストロボ瞬いて心付く

大した告白なんて俺には出来ないけど、そんなんじゃないけど

何十回も考えて何十回も書き直した俺の大切な大切な想い

やっぱり渡すのやめようかな？でも書こう！って

何度も俺の心に語りかけた

さくら色のAの大好きなこのさくらの便箋2つ勇気をだした今日の俺に託して

本日さくらの花吹雪涙の雨また嘘をついて俺は笑った本日

「10年後のAにはそう言えますように・・・」

Aを答えを聞かせて欲しいな