音に込められた思い【実況者】*リクエスト募集中* (ページ20)

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ウルフ＠牛沢ページ20

もう会いたくなんてなかった
信じても、信じても裏切られてきた

Aもそうなんだろ？

Aは見せかけの友だちが多い
そいつらと喋ってるAの顔は無理した笑顔だった

そんな顔するぐらいなら
本当のこといったら、楽なのに

ただの数合わせなのに
信じて笑ってる、馬鹿にみえてくるわ

「また、騙されてるよ」

すぐ消え失せそうな記憶
交わらない俺らの道筋

この傷あとが消えねえんだよ

「最悪だ」

まっすぐ信じたり

心閉ざして人と関わったりしても

傷ついていくんだ

そんな風に俺らは生きてきた

だけど

Aはいつもあいつらのため笑っている

泣いてる

俺らは傷つけ逢う

そんな風に生きてる

「公開なんてしてない」

俺に笑いかける

でもA、泣いてんだろ？

そんな風に嘘をつく
ぜってえ、こいつとは仲良くなれる気がしない

「何様だよ」
動揺隠し俺は逃げる

馬鹿かよ、また騙されて

いつもどうり
Aは俺の隣を歩く
ほんとうにうんざりだ

腹が立つ

「牛沢のこと今度は私が守るから」
そう行って俺と過ごす

俺といるからAがそんな目にあってるんだよ

俺らは傷つけられてるから
こうやって、そばにいるんだ

Aは優しすぎるんだ
怒んないから

ようやく見せかけの絆に気づいて

何度も蹴落とされて

Aは肩を落として泣き出した

おまえには、俺がいるから

「負けんな」

俺はAを信じてる
Aが俺のこと信じてくれてるから

俺なら、もう傷つけないから

Aは優しすぎるから
負けないから、逃げないから

俺らは、傷つけ続ける
そんなふうに、今日を過ごしてる

今日も、誰かのため笑ってつまずいている

俺らは傷つくために生きている

そんな風に生きてる

「お前がどんだけ傷ついても、俺らいるから」

「俺の前だけでも良いから、普通に笑ってろ」