Lv1 ページ2
デルカダールの牢に入れられた所からスタートになります。
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「イシの村か……お前の言った事が真実か3日もすればわかるだろう…
3日もすれば探索にでたホメロスが戻ってくる
災いを呼ぶ悪魔の子らよお前らの命もそれまでと思うがいいだろう。」
そう言うとグレイグは去っていった
どうして…どうして勇者と知っただけで牢屋に入れられるの? 勇者は嫌われ者なの?
私は、右手の痣を見詰めそっと撫でた
ふと隣を見るとイレブンも思い詰めた様な表情だった
『…イレブン、私たち』
「大丈夫だよ… 何とかして此処から出ないと」
『うんそうだね、落ち込んでても何も始まらないし』
そう励ましあっていると、向かいの牢に入っている人間が何か言葉をはっした
「やれやれ、騒々しいなうるさいヤツらが来たもんだ
牢屋に入れられたぐらいで、オロオロビクビクしやがってしけた野郎だな」
そう言った人はフードを被っていてハッキリと顔を見る事が出来なかった
「ところで、お前らなにをやらかした?此処は牢の最下層だ。余程のことをやらないと、ここまでは入れられねぇ」
『(そっか、だからこんなに暗かったんだ…)』
そうAが思っていると、イレブンが説明をしてくれた
「うん? なんだって!?自分たちは何もしてない?ただ勇者と名乗っただけだと!? マジかっ!」
とフードの男は少し声を張り上げてそういった
「こいつは驚いた!まさか勇者さまが同じ牢だとっ!?」
するとデルカダールの見張りの騎士がフードの男に
何かを渡しにやってきた
「おまちかねの食事の時間だ、取りに来い」
「うっ…!」
騎士は、フードの男の拳を受け気絶した
すると男は騎士の懐に手を伸ばし牢の鍵を開けた
そしてイレブンたちの牢の鍵も開けてくれた
「俺の前に勇者が現れるとはな……。」
「……」
『……』
イレブンとAはフードの男をじっと見詰めた
「全てはあの予言の通りだったってワケか来な」
フードの男は、イレブンたちに待てと手で合図をすると、見張りの騎士がこちら側に歩いてきていた
すると、男は剣を持ちその騎士に向かっていった
「この先手ぶらじゃ危険だからな、こいつを装備するんだ」
彼は、イレブンに大剣そしてAには片手剣を渡した
「それからこれ……お前らの荷物じゃないか?向こうの部屋に置いてあったからついでに取り返しておいたぜ」
男は、2人に荷物を渡した
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みお(プロフ) - 楽しみです!頑張ってください!! (2022年1月28日 18時) (レス) @page3 id: 8246f3ea16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メル | 作成日時:2021年11月12日 10時