【後ろ髪引かれ隊】Go!Go!後ろ髪プリキュア！【プリキュアパロ】

アザミ 16 ページ47

とぅびside

今日一日ずっと青薇さんを監視してたけど、特にどうと言った疚しいことはない。


何故青薇さんにスイが見えているのか、分からない。


全てが謎で仕方ない。


青くて長い髪が靡けば、男の目は鵜呑みにされて、凛々しい青い瞳が誰かを一瞥すれば、その人はもう、青薇さんの虜になる。



ま、私はなんないけど()



…でも、スイを見ることが出来るのは私達プリキュアだけ。



あわよくば、青薇さんがプリキュアであることが証明される。



プリキュアだってことが分かったら弄ってやろ()



…しかも、青薇さんにスイが見えているっていうのは証明し難い。



まだ、確実にスイが見えてるとは限らない。



長く溜息をつくと、もっと感じる疲弊感。



スイ「あんた、さっきから何悩んでんの？」


『…てめぇだよ』



スイ「あら心配してくれてるの？♡♡♡」



『…青薇さんが、スイとどう関係しているのかがどうしても分からなくて』



スイ「ふぅん、なら聞いてみたらいいんじゃない？」



いやね、その案も考えた。
でも、プリキュアって他の人に言っちゃ駄目なんだよ、君が言ったのよ。



『…出来るんだったらそうしたいがな…』



スイ「あっはは〜…」



授業も終わったし部活行くのめんどいし帰るか、と思って踵を返すと、そこには青薇さんがいる。


青薇「貴方が、とぅびね、」

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