【暗殺教室】君のサイノウ【文スト】

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「ここ・・・じゃないんですね」



私が今いるのは、本校舎前。

そういえば、理事長にも挨拶するんだっけ？

会いに行こう。




ｺﾝｺﾝ



「どうぞ」

「失礼します」



この感じ、首領以来だな・・・。

嫌な感じ。



「明日より、E組にて任務に取り掛かります。武装探偵社の江戸川です」

「おや。武装探偵社というからにはもっと迫力があると思ったのですが・・・」

「そうですが・・・こんななりではありますが」



私は、物音を立てずに理事長のもとにいき、喉元にナイフをあてた。



「実力はあります」

「・・・・っ。これが、対先生用のナイフと銃です」

「・・・・へにょんへにょんですね」

「対先生ようですから」



こんなんで。本当に殺せるのかしら？



「まぁ、せいぜい監視お願いしますね？」




監視・・・ね。

でも、誰の？依頼書にも監視とあったし・・・。

犯人に変なところでもあるのかしら？




「では、失礼します」

「あ、あと。先生の住むところはここなので」



そういって、メモを渡された。



「ありがとうございます」

「はい。では、”お二人”で頑張ってくださいね」

「・・・？」



二人・・・？

この言葉にあえて突っ込まずに私は部屋を後にした。

そして、依頼実行当日。



「二人・・・といいながら、昨日部屋に誰も来なかった」



相手は・・・・今日来るのかな？



「というか・・・道なっが・・・」




やっとの思いで坂を上がり終えた私。



ﾋﾟﾋﾟ



「国木田さん。今から依頼を開始します」

『了解』



私たちの加わった、暗殺教室が今、幕を開ける。

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