【暗殺教室】君のサイノウ【文スト】

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「・・・」

「はは、ほんと・・・しんどいなぁ」

「・・・太宰」

「なんだい？」

「あいつは、お前らが思ってるほど・・・弱くねぇよ」

「っ！！！」

「それに、あいつが壊れそうになったら・・・俺たちが支えればいい」

「・・・」

「お前は、アイツを守ってたんじゃねえ」



やめてくれ。

言わないでくれ。




「自分の思いをぶつけるのが怖かっただけだろ」




”太宰。ごめんな・・・。あんな約束しちまって”

”アイツのこと・・・よろしくな”

”もう、我慢しなくて・・・いい。アイツは俺が思っているより強い奴みたいだからな”




「っ・・・そうかも、しれないね」

「わかったら、普通にあいつに接しろ。バカ太宰」

「うるさいよ。チビ中也」



そういって、二人で笑いあった。




「・・・なんだかんだ。仲いいね」

「あ？んだと！！！！」

「あと、私、今日は業の家で勉強会みんなとやるから」

「「業の家！？？！」

「うん」

「ダメだ！！！ダメだダメだ！！！」

「そうだよ！！！Aちゃん、君は、私とずっと一緒にいるんだよ！？」

「は？」

「そうだ！！！一緒に、心中しよう！！！そうしよう！！」



突然の太宰の変わりように、戸惑うA



「・・・え？え？？」

「まぁ、いろいろあってね・・・。これが本当の私だよ！！」

「・・・・？？」

「それにしても・・・あぁ！！！少し見なかっただけなのに、綺麗になった？」

そういって、私の手をとる太宰。


「また、昔のように・・・治と呼んでくれないかい？」


いつもの口調だが、少し頬をそめ、そっぽを向いていう太宰。


「っ・・・」

「ぷぷぷ・・・。青錆野郎、照れてやがる！！！ぎゃはははは！！！」

「中也！！！うるさいよ！！！私だってね、本気で恋するのはAは初めて・・・っ！！！」



更に、顔を真っ赤にする太宰。

て、本気の恋！？？

こっちまで・・・照れる。



「て、てめぇら！！！いい雰囲気になってんじゃねぇよ！！」

「そうだよ！！！A先生は、私のよ！」

「茅野・・・それはちがう」



あぁ、ほんとに・・・・ここは居心地がいいな。



「・・・そ、それで呼んでくれるかい？」

「特別だよ・・・？治」

「っ！！！！あぁ・・・ありがとう」


(あ、あと。私もこれから一緒に住むから)

((はぁ！？))

(あ、私。今日、業の家で勉強会あるから家帰るの遅くなる)

((俺たちも行く))

(ええ！？)

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