【暗殺教室】君のサイノウ【文スト】 (ページ14)

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「と、とりあえず・・・・1時間目ももう終わります！！2時間目はさっそく策略の授業です！！！皆さん、気持ちを切り替えましょうね！！」

「・・・はい」

そう言ったあと、私は中也を外に連れて行った。

「中也！！！なにをやっているんですか！！！」

「あぁ？あいつらにわかりやすく説明しただけだろ」

「戦意喪失したら意味ないんですよ？？貴方、やっぱりバカですね」

「・・・俺だって、イライラしてたから・・あんなことしちまったんだよ」

「は？何を言って・・・・」

私が言葉を最後まで紡ぐまえに、中也に抱きしめられた。

「・・・ずっと、テメェを探してた」

「・・・」

「なんで、太宰と一緒にいったんだよ」

「・・・すみません」

「生きてて、よかった」

中也が泣きそうになっているのに・・・・私はただ抱きしめ返してあげることしかできなかった。

「もうそろそろ、授業ですね」

「そうだな」

「あ、あとこの帽子返します」

「あぁ！？なんでだよ」

「・・・趣味悪いですし？」

「てめ！！！それ、一生つけてろ！！！」

結局、もらうことになりました。

少し、嬉しかったのは内緒です。

「では、策略の授業を始めます」

私は、まず策略のポイントを説明した。

まずは、相手を知ること。

そして、嘘の情報で脅すのではなく、本物の情報で脅すことなど。

「・・・簡単にはこんな感じですね」

私の説明を真剣に聞いていたのは・・・・5人もいないかな。

「ちゃんと、聞かないんですね」

「信用・・・なりませんし」

「・・・と、いいますと？」

「だって、どーせ、最終的には先生たちがいるんでしょ？俺ら、いる意味ないじゃん」

あぁ、これだから・・・子供は。

”A、子供は可愛いぞ！！！”

織田作。ごめん・・・それは、理解できないや。

「・・・次は、体育ですね。みなさん」

私は、少しだけ殺気を込めてこう言った。

「ガキみたいなこと言っていること、後悔させてあげます」