怖がるなそれは絶対ない【僕のヒーローアカデミア】 (ページ5)

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？？？「さすが先生だ。どんなに調べても分からなかった奴らの目的地をこうも容易く見つけてくれた。」

？？？「彼らを待機させた甲斐がありましたね死柄木弔」

死柄木「まあな」

死柄木「Aに会えるのももう少しだ」ﾆﾏｧ

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「この林間合宿で更なる高みへ…プルスウルトラを目指してもらう」

「「「『はい！』」」」

ある任務を先生から託された私は憂鬱すぎて行きたくなかった。任務放棄したら、約束を守ってもらえないから嫌々きたけどあまりにも憂鬱すぎる。『はぁ…』「深海さんおはよう！」

『わっ緑谷くんおはよう』

「深海さん顔色悪いよ？体調良くない大丈夫？」

緑谷くんが顔色を確認しようとして屈んだことで顔がとても近くなった。どうしよう頭パニック状態、絶対顔赤い…‼︎

『ねっ寝不足かなっえへへ』

「でも顔赤いよ？もしかして熱あるんじゃ…」

屈んだままの状態でおでこに手が伸びてきた。だめだ！距離が近すぎるっ！
恥ずかしさで耐えられなくなった私は両手で顔を覆って顔の赤さを全力で隠した。

「深海さんやっぱり顔真っ赤だよ！今日は辞めておいた方が！『違うッ』」

『思ったより距離近くて恥ずかしくて…あっ』

絶対私今言わなくていい事言っちゃった。どうしよう、無言がつらい…。この雰囲気挽回せねばっ！

『ごめん変なこと言って…っ』

そう言って振り向くと何ということでしょうか。緑谷くんも顔が真っ赤ではないか。お互い目が合った、なんだろうなんか面白い。

『あははっ！2人とも顔真っ赤だ！』

そう言った私を見て次は目を点にした緑谷くんを見てまた笑いが止まらない。最終的にはずっと笑う私に釣られて緑谷くんも笑ってた。

「でも深海さんさっきは軽率すぎたよね。ごめんね…」

『心配してくれて嬉しかったよ！自分も変な反応しちゃってごめんね』

全然気にしなくていいのに謝ってくれる緑谷くんが好きすぎる‼︎こんなに憂鬱だった林間合宿も今だけは楽しんでもいいのかな…。

「じゃあ僕そろそろ戻るね！林間合宿頑張ろうね！」

『うん！お互い頑張ろ！』

この想いは諦めなくちゃいけないのに、どうしよう…『諦めたくないな…』

私の独り言は誰にも届かず消えてった。