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宿泊学習5 ページ10

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大我side



「ねぇちょっとあっちの方で大我くん呼んでるみたいだから言ったら?」



「え?」



「早く行けば?」



「あ、うんありがとう」


Aが七海から連れられてるのを見たからついつ後を付けてきたけど俺はAを呼んでないし、
なんで七海がそんなことを言うのかも分からなかった

ただもう手を出さないっていう言葉を鵜呑みにして俺は少し油断してたんだ


「いやっ」


急にAの嫌がる声と七海の声が聞こえてきた


「多分誰も来ないから、誰もあんたに興味ないしそれに目障りなの全然変わらないよねだからさ、、」


ドンッ


「Aっっ」



「えっ大我くん?」



「大我っ?」



俺の伸ばした手は簡単にAの手をすり抜けた。



ドンッゴロゴロッ



「ははっあんたが悪いんだからね」



突き落とされたAは俺の下の方で動かなかった



「AッAッ!!しっかりしろ」




声をかけるとAは微かな反応だけど俺の手を握り返したんだ



「今人呼んでくるからもうちょっと頑張れよ!」



くそっもっと早く俺が気づいてたら、、、

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作者名:はるか | 作成日時:2019年8月20日 22時

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