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『じゃあ私ゴミ捨ててくるねー』
「え、Aさん1人で大丈夫？」
『うん！そんなに多くないし。』
放課後。
今日は順番にまわってくる掃除当番の日だった。
ゴミ捨て場は体育館の奥にある。
通りがかった時ちらっと先輩が見えたらいいな。
あわよくば会えたらいいな。
そんな下心もあってゴミ捨てに行くことにした。
ダンダンッ
キュッ
いつものようにボールの音が外まで響いている。
あいている窓から少し中の様子が見えた。
いつもの練習着の中に、見慣れない練習着を着た人達もいた。
背中には知らない学校の名前。
別の学校から練習試合しにきてるのかな。
もし試合するなら掃除終わった後見に来ようか…
そんなことを考えた時。
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作者名：ささき | 作成日時：2021年11月29日 20時
