ロシアセンパイ ページ9
「…そんなにジロジロ見る?あと急に大きい声出さないでくれるかな、びっくりするから」
「あ、サーセン」
「……あれ、ていうか君もしかして国?見たこと無いけど…」
「あぁ。そッスよ。最近出来たコードラニアっす」
そう自己紹介すると熊サンは「君がコードラニア君かぁ!」ってなんか嬉しそうにしたっす。
え、オレもしかして有名人っすか?
「はじめまして、僕はロシアだよ。
早速だけど僕と友達にならない?」
「ほんとに早速ッスね」
どうやらぶつかった熊サンはロシアセンパイって人らしいっす。
アレっすよね。北の方の怖そーな国ッスよね多分。
「てか、友達ってなってなるようなものなんスか?勝手にそうなってくイメージなんすけど」
「え、もう僕と友達ってこと?」
「いや違うッスよね?」
なんかスッゲェキャラ濃い人に会っちゃったっす……日本センパイが霞む…
いやセンパイはそもそもそんな主張激しくなかったすわ。
「別になっても…?いいすけど…なんか得する事ってあります?」
「うーん、僕んちの資源あげるよ。手土産にウォッカとかひまわりとか。あと大変な時に助けてあげる!」
あ、ちょっと興味湧いてきたかも。戦争強い国とかだと守ってもらえたら心強いっすよね。
オレは自分で戦うんすけど。
どーしようかと悩んでたらロシアセンパイがオレの頭に手を置いてきたっす。
なんスか?身長デカイアピすか?しばくッスよ。
「うふふっ。ちっちゃくて良いね」
「ハア??オレそこそこデカイんすケド??」
ウザいっすね。自分がデカイからって煽っていいのか!そもそもオレも結構デカイ方っすわ!!
「えぇ、僕からしたら全然ちっちゃいけどなぁ」
57人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りん(プロフ) - 面白いです!続き待ってます! (5月5日 13時) (レス) @page26 id: 363dc52465 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:凡夫 | 作成日時:2024年1月24日 21時