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「じゃあ…政治的要因なんじゃない?ほら、こないだのデモ騒ぎみたいな」
「えぇ、そんなのあったかなぁ…一応オレも政治見ては居るんすけど…反逆者ってことスか?」
「あぁちょっと反逆者ってのは危険な思考かな」
フランスセンパイになんか訂正されたっす。駄目みたいっすね。
とりま特に発言することもないと思うんでぼーっと聞き流してたっす。
でもなんか…こう、心臓がぎゅっとなる感じがして…嫌な感じだったんで途中で抜けることにしたっす。
「ちょ…オレマジ帰りますわ、ヤバイっすなんか。また元気だったら来るんで」
「あ、コードラニアさん!?」
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「すっごい青褪めてなかった?」
「そんな体調悪かったのかなぁ、僕なんかやり過ぎた?」
「え、ロシアなんかしたのかい?」
「いや僕と戦った時から引きずってるなぁ、と思って」
逃げるように会議室を出ていった彼の背中を思い出す。何かおかしかった。
確かに内政やら何やらが不安定で体調を崩す事はあるが、彼はまだ設立初期。自分一人でそれに対処するには難しいだろう。
帰れ、とは言ったが本当に帰して良かっただろうか…と、人知れず日本は悩んでいたのだった。
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りん(プロフ) - 面白いです!続き待ってます! (5月5日 13時) (レス) @page26 id: 363dc52465 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凡夫 | 作成日時:2024年1月24日 21時