料理 ページ21
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「…美味いか？」
「わぁすっごい頷いてる〜」
リビング行ったら思いの外沢山料理あってびっくりしたっす。あとめっちゃ見た目美味そうでした。
絶対に不味いことは無いんで安心して食ったらめちゃくちゃ美味かったんで黙々と食ってるっすよ。
「ねぇねぇパスタも食べてよ〜。これ俺が作ったんだよ〜？」
「うす。貰います」
「おいそんな餌付けすんな。ソイツ頬いっぱいに溜めてんじゃねぇか。リスみたいになってんぞ」
「え〜リス可愛いじゃん〜」
食ってる俺のほっぺをイタリアセンパイがつんつんしてくるっす。
やめてください口噛んじゃうっすよ。
オレんちの飯が不味く感じるんじゃないかってレベルでご飯美味しいっす。
いやオレんちも美味しいっすけどね。ね？
「センパイ、オレの為に毎日ご飯作る気あります？」
「コードラニア、それ日本だと告白になるらしいよ」
「えっそうなんすか」
日本センパイんとこって変な文化あるんすね。これ告白なんすか、ちょっと面白いかもっす。
「じゃあもうそういう事で良いんで飯作ってください。めっちゃ美味いんで」
「きゃーコードラニアったら積極的ーっ」
「何茶番やってんだよ」
イタリアセンパイとドラマチックな告白をしてたらロマーノセンパイに引き剥がされたっす。
酷いっすね、俺とセンパイの愛瀬を…
「そういや、お前勝手に来て良かったのか？その様子じゃあ上司なんかにも許可取ってないだろ」
「あー、特に気にしてないんで大丈夫ッスよ。気にしてんのは軍備とかその辺っす」
そんな事してるから喧嘩っ早いのか、とか言われたっす。ガチ失礼ッスね。俺は観光産業の方が好きっすよ。
…え？軍隊？あぁあれは警備の為なんでね。はい。
実際ロシアセンパイとかとの喧嘩()で若干打撃はあったんで軍強化はしてるんすよ。
負けたようなもんだし。流石に出来たばっかで殴りに行ったのはまずかったっす。
ロシアセンパイがふざけてなかったら普通に死んでたかもっすね。そこは感謝しときますわ。
…やっぱしないっす。
帰るときにロマーノセンパイからなんかお菓子貰ったっす。
すぐ開けて食べようとしたら止められたっすわ。貰ったもんはすぐ開けたら礼儀悪いらしーっす。へー。
「大概ロマーノセンパイも優しいっすね。ありがたく頂いときます」
「うるせー、とっとと帰れコノヤロー」
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りん(プロフ) - 面白いです！続き待ってます！ (5月5日 13時) (
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作者名：凡夫 | 作成日時：2024年1月24日 21時
