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お宅訪問 ページ3

「なんでこういう国ってすぐ引き篭もるんだい?条約結びたいならちゃっちゃと出てくれば良いのに」



「案外そんなものですよ…私だって引き篭もっている最中は似たような事を言っていました」



日本はどこか共感する所があったのかうんうんと頷いている。


「じゃあ誰か直接会いに行けば良いんじゃない?そしたら仲良くなれそうだし!」



「アリだな。誰かが引きずり出すしかないだろう」



イタリアの提案にドイツが同意する。確かに理にかなっていると他国も賛成した。
となると、誰が訪問するのかという話になる。



「……でも誰が行くの?相手は革命で国ひっくり返したんだよ?凶暴そうじゃない?」



フランスの言葉は正しく、皆どこかでその心配はしていた。



相手は条約を結びたいとは言っているが、それが友好的に働くかは分からないのだ。
訪問したとたんに襲われ戦争になる可能性も否めない。



「ならここは平等にじゃんけんある」



中国の声を皮切りに、各々が手を出す。
仁義なき戦いの火蓋が切って落とされた。





________


「なっ…なぜ私はこんなにも運が無いのでしょう………」



「すごいね日本。一人負けは才能だと思うよ」



「嬉しくないですよイタリア君」



結果は日本の負けである。
何回かあいこを重ねた後、なんと日本が一人負けしたのだ。



あまりの運の悪さに日本は頭を抱えていた。



「まあ日本なら腰も低いし相手の気も立てにくそうでちょうどいいある」



「他人事だと思ってそんな事…」



負けたお前が悪いあるよーと笑う中国。
日本は深いため息をつきつつ話す。



「行きはしますけど…もし問題があったら助けて下さいね」

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りん(プロフ) - 面白いです!続き待ってます! (5月5日 13時) (レス) @page26 id: 363dc52465 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凡夫 | 作成日時:2024年1月24日 21時

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