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ロマーノセンパイ ページ17

「……で、なんなんだお前は?」



「ヴェ〜兄ちゃん助けて〜」



「はじめましてっすね。最近うまれたコードラニアっす。よろしゃす」



「いやまずソイツ置けよ!!」



お姫様抱っこしたままイタリアセンパイんちに行ったらイタリアセンパイとそっくりな人が居たっす。



あ、でもくせ毛の向きが反対っすね。これで見分けるんスか。



オニーサンに怒られたんで仕方なくイタリアセンパイを降ろしたら凄い勢いでオニーサンの後ろに隠れられたっす。



なんでそんな反応なんすか、オレが悪いみたいな感じじゃないすか。




「はぁ……お前が例の短気野郎か」



「失礼ッスね。言うほど短気じゃないっす」



「こないだロシアとアメリカに喧嘩うったよ」



ちょっとセンパイ辞めてくださいっす!!オニーサンクソ軽蔑の目で見てくるっすよ!!

第一印象ってメチャ大事なんすから!今絶対オニーサンに引かれてるっすよオレ!!



「アレは向こうが悪いからしゃあないっすよ。

んで、改めてはじめまして。コードラニアっす。オニーサンお名前は」



「…ロマーノだ。あんまりコイツをいじめんなよ、コノヤロー」



「オレよりもドイツセンパイにいじめられてる気がするっス」



ロマーノセンパイは「それはコイツが悪いからいいんだ」って言ってたっす。
良いんすかそれ?良くないと思うんスけど。



「と、とりあえずようこそ我が家へ!ご飯食べていく予定だったよね!待ってて今作るから!」



「おい!?そんな事聞いてねぇぞ!」



「言ってないからね!」ってドヤ顔しながらイタリアセンパイはロマーノセンパイを連れてどっか行っちゃったッス。



寂しいっすね。客人を置いていくんすか?まあ客人って扱われる程の態度してないっすけど。



「…ヒマだしちょっとぐらい見て回ってもイイっすよね」




まず通されたリビングを探索っす。まあ普通に家って感じっすね。
でも結構小綺麗ッスね。偏見すけどイタリアセンパイ掃除とか出来なさそうなのに。



ロマーノセンパイが掃除してんすかね?オニーサンの方はわりかし几帳面…な気がしたんで。



リビングは面白そうなもん無いっすね。
まあ人が入るかもしんない場所に面白い物なんか置かないし当たり前っちゃ当たり前っすわ。

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りん(プロフ) - 面白いです!続き待ってます! (5月5日 13時) (レス) @page26 id: 363dc52465 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凡夫 | 作成日時:2024年1月24日 21時

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