既に半分帰りたい。 ページ13
日本センパイ達に案内されて会議室に着いたんすけど、なんかクッソうるさいっす。
えっ、臭えと思ったらハンバーガー食ってる人居るんすけど。室内であの量のハンバーガーって。致死量すよ。
「あ、コードラニア君。さっきぶりだね」
「うわっ近寄んないでくださいッス」
ニコニコしながらロシアセンパイが近付いて来ようとしたんでしっしと追い払うと、センパイは何を思ったかオレをあらん限りの力で抱きしめて来たっす。
「うふふっ。かわいいねコードラニア君。このまま潰しちゃいたいくらいには」
「ガチでやめてください痛いっす」
必死の猛抵抗でどうにか腕の中から抜け出して日本センパイの後ろに隠れたっす。
ガチでオレ近々殺されるんじゃないスかね。
1回ぶん殴っただけなのに。
「wow！アメイジングな身のこなしだね！」
ロシアセンパイの横からにょきっと金髪メガネの人が生えてきたっす。
ハンバーガー食ってた人っすね。そんなに食えるもんなんスか。
「アメリカさん、またハンバーガーばかり食べているんですか？健康に良くないですよ」
「あんまり爺臭い事言わないでくれよ！ファストフードは主食なんだぞ！」
「じっ、爺臭いって…確かに爺ですが…」
金髪ハンバーガーはアメリカセンパイって人なんすね。なんか見るからにヤバそうっすけど。
てか日本センパイって爺なんすか。全然見えないんすが？
「へー、お前がコードラニアあるか！意外とデカイあるな！面積小さいくせに」
「面積とデカさって比例するんすか？
…………あぁ、なるほど」
「なんで僕の方見たの？身長そんな変わんないよね？」
あとアンタ誰すか、って聞いたら中国センパイって人でした。日本センパイのオニーサンらしいっす。
語尾が特徴的な人っすね。やっぱりクセ強いかも。
なんかいっぱいいて疲れるっすね。とりま日本センパイの隣に座ったっす。
これからは日本センパイに介護してもらおうかな。
「…あそこで喧嘩してるのって誰すか」
「あぁ、あれはフランスさんとイギリスさんですね。ちょっとあんまり仲がよろしくなくて。いえ、逆に仲良いとも言えるんですけどね」
「へぇ〜……。…ん？センパイの話的にあのどっちかが料理下手でどっちかが露出狂ってことスか？」
「「誰が料理下手(露出狂)だって！？」」
「うわっ」
クソ大声で叫ばれたッス。しかもこっちガン見してるし。もしかして気にしてるんスかね？
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りん(プロフ) - 面白いです！続き待ってます！ (5月5日 13時) (
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作者名：凡夫 | 作成日時：2024年1月24日 21時
