【APH】後輩ポジの国は超好戦的らしい。【男主】 (ページ2)

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革命戦争ページ2

「それで…ここの革命戦争はどーすんだ？」

「放置で良さそうじゃないか？臨時政府側は規模も大きくないし、そのうち鎮圧されるだろ」

世界会議で話題に上がったのは、とある国の革命戦争。

今まで温厚で戦争など縁もないような小国の中で、政府とは別に臨時政府が台頭し革命が起きたのだ。

革命など起こらないと思われていた為珍しさから話題に上がった。

「でも革命の原因が『労働者と人民の権利を守る為』でしょ？なんか爆発力ありそうで面白いけどなぁ」

「お前は『労働者』の部分に興味持ってるだけだろロシア」

国々は多種多様な反応を見せる。
が、そこまで規模が大きくないと判断し話題からは直ぐに外れた。

そう、規模は大きくない筈だった。
筈だったのだが…

「報告です！海洋諸島で起こっていた革命戦争について、臨時政府軍が勝利し以前の国が滅びました！！」

話題に上がった日から少し経ったある日、そんなニュースが飛び込んで来た。

なんとかの国が革命戦争において敗北、臨時政府が国を代替わりしたのだ。

「臨時政府は自身をコードラニア海洋諸国と名乗り、国家承認を求めています！」

まさかの結果に思わず笑う者、革命について共感する者、世界の情勢を案ずる者などが居た。

しかしみな総じて「承認してみよう」という結論に至った。

臨時政府軍が一体どうやってあの規模から国を治めるまでに至ったのか気になっていたのだ。

コードラニアの国家承認から数日すると、世界会議に参加している国宛に手紙が届いた。

要約すると「国家承認ありがとう。アンタらと条約結びたいんだけどいい？」という内容の手紙である。

それに対し各国は「良いけどまず会議に出ろ」と手紙を返した。

するとコードラニアは「会議は出たくない」とそれを拒否した。