嫌よ嫌よも アメリカ・ロシア ページ7
アメリカ・ロシア×国男主
「だからそれは君が止めれば良い話だろ?少しは譲歩したらどうなんだい」
「なんで私がワガママ言ってるみたいな流れにするんだね?キミの方こそ譲歩したら?」
「君がワガママなのは事実じゃないか。それになんで俺ばかりに構うんだい、ロシアも似たようなものだろ」
「僕と君を同じにしないでくれないかな〜?あと君達どっちもワガママだからね?わかってる?」
「「それは君(キミ)もだろ」」
「……お前らいい加減にせんか!!」
混沌とした会議室にドイツの憤怒の声が響く。
それを聞いて私達はパタリと話すのを止めた。
「俺達は喧嘩の観戦をしにここへ来た訳じゃ無いんだぞ!?
ホラ見ろ、お前らみたいな大国が喧嘩するから日本が怯えてるじゃないか!」
言われてみれば日本がかなり萎縮した様子に見える。ま、ロシアとかおっかないしそんなもんだよね〜。
「あ〜あ。キミ達のせ〜いだ。
ほ〜ら日本、私は怖くないよ〜〜」
そう言うと日本は「いや…貴方も十分恐ろしいですけど…」と言ってきた。失礼な奴だね。
「というか、折角集めたのにマトモな話しないアメリカもアメリカだろう?まずキミはもっと有意義に時間を使ってくれたまえよ」
「お前が言うな。……はぁ、もう俺が進めるからな」
ドイツが呆れつつアメリカのポジションを奪った。ハハ、ドイツに進行役取られてや〜んの、と揶揄うとハンバーガーを投げつけられた。
それを見て日本が「ちょっと、食べ物を無駄にしないでください」と怒る。
さっきまで怯えてたとは思えないね。
「…………そしてロシア。お前は最近暴れ過ぎだ。もっと落ち着いて行動しろ」
「えぇ〜?ただちょっと領土広げようとしただけでしょ〜?」
「ちょっとも何も無いだろうが」
「は〜い。ロシアには軍縮がお似合いだと思いま〜〜す」
「ちょっと黙ってくれる?あと君もこないだ周りのとこ侵略しようとしてたよね?」
「いやあそこは元々私と兄弟みたいなものだからいいのだよ」
そんなわけ無いよね?とロシアがどこからか水道管を取り出す。なに?やんのか?と私も懐から銃を取り出して彼に向ける。
「おいお前もだぞ!!すぐ戦おうとするな!!大人しくしてろ!!」
ドイツが私から銃を取り上げた。あぁ。私の銃が…。
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凡夫(プロフ) - しょうゆだれさん» ありがとうございます!ゆるゆると更新していきますので是非とも見ていって下さい! (2月8日 0時) (レス) id: 4785ee1503 (このIDを非表示/違反報告)
しょうゆだれ - あなたの書く小説が大好きです!これからも更新楽しみにしてます! (2月4日 11時) (レス) id: cc28abac62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凡夫 | 作成日時:2024年1月21日 0時