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___見てください！ユニオンジャックが燃え上がっています！民衆の反骨心の表れでしょうか！？
小さな画面に映るのは、かの国で起きる騒ぎのこと。
会議中、アメリカが突然「これ、見てくれよ」と差し出して来た画面の中の出来事だ。
イギリスは血が凍る様な感覚に襲われた。そこに居たのは、家で待つ筈の彼。
戦争があらかた一段落し、片付けの為の会議だった。
もうすぐ家に帰って、彼と共に紅茶を飲むと思っていた。だがどうだ、起こったことは革命。
…独立戦争だった。
映像の中の彼の手に握られるのは、ユニオンジャックでは無く元の彼の国旗。
冷たい視線がカメラを見据えていた。
「これ、イギリスさんの家の…」
日本が恐る恐る口にすれば、イギリスはハッと我に返る。頭が痛んできた。
「どうすんのこれ、イギリス一回家帰れば？」
「いや、多分その必要は無いぞ」
フランスの発言にアメリカが割って入る。誰もがその言葉の意味を思案していると、会議室の外から足音がした。
イギリスは椅子から立ち上がる。全員が少し緊張を感じていた。
ドアが開く。そこに居たのは、愛しい彼。
「な、なんで…」
「イギリス」
冷たい声が響いた。いつも聞いていたあの幼気な声とは違い、大人びたもの。
そこまで家を長く開けていた訳ではない。それなのに、まるで彼は別人に思えた。
「俺は、俺の国民達は独立を望んでる。ここでアンタが応じてくれればそれで終わりだ」
「………」
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凡夫(プロフ) - しょうゆだれさん» ありがとうございます！ゆるゆると更新していきますので是非とも見ていって下さい！ (2月8日 0時) (
レス) id: 4785ee1503 (このIDを非表示/違反報告)
しょうゆだれ - あなたの書く小説が大好きです！これからも更新楽しみにしてます！ (2月4日 11時) (レス) id: cc28abac62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凡夫 | 作成日時：2024年1月21日 0時
