相思相愛総じて偏愛 日本 ページ27
日本×国男主
「おい、幼い頃の日本の写真を手に入れたぞ」
「ナイスだベラルーシ、これが例の酔ったロシアの写真だ」
「感謝する。次も予定通り頼む」
「ちょっと僕達の知らない所で取引するの辞めてくれる〜???日本君も止めてよ〜」
「無駄ですよ…その人達意味わからないルートで仕入れて来るんですから」
ベラルーシの手に渡った写真を取り返そうとベラルーシに迫るロシア。
ベラルーシは「兄さん…!?まさか私と結婚…」とときめいていたので男が慌てて間に入る。
「やめろロシア!ベラルーシに写真が渡せないと俺も日本の写真が貰えなくなるだろうが!」
「知らないよ!君が悪いんでしょ!」
男とロシアが取っ組み合いをしている間にベラルーシは名残惜しくもそそくさと逃げていった。
ベラルーシの背中を絶望感溢れる顔で見送るロシア。そのロシアの肩に手を置き「俺の為に犠牲になってくれ」と笑顔で告げる男。
「というかベラルーシさんはどこからそんな写真を…」
「あ、お義兄さんから貰ったって言ってたぞ」
「おいなんでバラすある!?ちょちょ日本これは違うある脅されてたあるよ!!!
あとお前我のこと『お義兄さん』って呼ぶの辞めるよろし!!!!お前のお義兄さんになったつもりは無いある!!!」
「………中国さん、後でお宅に伺います。
墓前の花ぐらいは決めておいて下さい。」
大慌ての中国と静かに怒る日本。怒る日本が珍しくて写真に収める男。絶望するロシア。
まさにカオス空間だったが、写真を撮り終わった男は非常に幸せそうに微笑み幼少期の日本を眺めていた。
「おい!我の事見捨てたらお前も二度とちっちゃい頃の日本の写真見れないあるよ!!それでもいいあるか!?!?」
「知らん。お前以外にもアジアにツテはある」
「クソ………あ、あれある!!チャイナ服着た日本の写真持ってるある!!」
「中国お前日本の次に愛してる。日本、ここはアメリカの顔面に免じて許してやってくれ」
「切り替えが怖いですね貴方。あと普通貴方が謝るものじゃ無いんですか」
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凡夫(プロフ) - しょうゆだれさん» ありがとうございます!ゆるゆると更新していきますので是非とも見ていって下さい! (2月8日 0時) (レス) id: 4785ee1503 (このIDを非表示/違反報告)
しょうゆだれ - あなたの書く小説が大好きです!これからも更新楽しみにしてます! (2月4日 11時) (レス) id: cc28abac62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凡夫 | 作成日時:2024年1月21日 0時