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「……地獄絵図ですね…貴方が混ざりたくないのも何となく納得しました」
「だろ?イギリスは好きだけど連合は特に興味ないし俺。イギリスが居るから居るだけだしさ」
「おぉい聞いてんのかぁ〜〜?おまえらも飲めっていってんだよぉ…」
「んがッ!?!?」
「うわぁ日本!?!?」
イギリスの一言を聞いて男は即座に日本の口に度数の高い酒をねじ込んだ。
急なアルコールに驚いて咽る日本を尻目に次はイタリアに狙いを定める。
「安心しろイタリア。まだ口付けて無いから」
「そういうことじゃ無いんだけど!?」
男の手に捕まりガボガボと沈んでいくイタリア。それを見て自分の身に振りかかる惨事を予測したドイツは逃げようとするが、男が猛スピードで飛んできてドイツを拘束する。
「離せ!!そんな無理矢理な飲み方してたまるか!!」
「いいんだぜドイツ、俺に身を任せろよ。
イギリスが飲めって言ってんだよ、飲めよ」
男の手に掛かった枢軸は三人共々床に伏した。
そのうち起き上がるだろうと男は新しい酒を注文する。
「あ、それ度数低いやつでしょ。こっち飲みなよ」
「えっ」
「大丈夫大丈夫ちょっとしか飲んでないから。ほら、僕のも飲んで」
「うわちょっやめ」
枢軸に飲ませて満足した男は後ろから大量の酒を抱えてやってきたロシアに気付かなかった。
そうしてロシアに文字通り浴びるように飲まされるのだった。
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凡夫(プロフ) - しょうゆだれさん» ありがとうございます!ゆるゆると更新していきますので是非とも見ていって下さい! (2月8日 0時) (レス) id: 4785ee1503 (このIDを非表示/違反報告)
しょうゆだれ - あなたの書く小説が大好きです!これからも更新楽しみにしてます! (2月4日 11時) (レス) id: cc28abac62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凡夫 | 作成日時:2024年1月21日 0時