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日本の迫真の勢いに押され着替えを受け取ってしまう男。
スリットの深く入ったタイプのチャイナ服。



もはや中国に対する挑戦ではないかと中国の方を見やると、案外気に入ったようで何も口を出さなかった。



やれやれと部屋で着替えてこようとする男を中国が呼び止める。



「何で違う部屋で着替えるある?ここで着替えても変わらんある」



「えっ……中国さん…公開生着替えと言う事ですか!?」



「何言ってんだジーサン…日本も興奮すんなよ」



いきなり何を言い出す、と男は困惑。日本はそれはそれでありだとカメラを構えだす始末。



「別に我達は同じ屋根の下で暮らした事もあるし、今更変わらないと思わないあるか?

それに我もちょっと気になって来たから早く着替えるよろし」



「単純に着替え見たいだけでしょう中国さん。別に私も一向に構いませんが」



「何でボケジジイ二人の前で着替えなくちゃいけないんだ」



とうとう中国が男の服を脱がそうとするのに対し男はイヤイヤと抵抗する。


日本はそれをにこにこしながらカメラに収める。



「大体なんでそんな嫌がるある。フランスとかこないだほぼ裸になってたあるよ」



「あれは酔ってたからだろ。あとアレと俺を一緒にすんな」



一部の国が集まって開催された飲み会を思い出す。
酒に酔った男二名(あえて名前は伏せる)が突然脱衣し始めほぼ全裸で暴れ回る惨事となった。



後に「開放感があった」と語る二名にドイツが鉄拳を落としていたのは記憶に新しい。



「いえ、中国さん。よくよく考えてみて下さいよ、彼らのように進んで脱衣するより恥じらいがある方がそそりますよ」



「変なこと吹き込むな余計にボケるだろ」



中国がなるほど…と納得し始めたのにもはや呆れを感じる男。
いくつになっても欲は衰えないのかと悟りを開き始める。



「で、なんで脱ぎたくないある?」



「もう諦めてくれよ」



どうしても今ここで、自分の目に入る場所で脱がせたい中国。もはや酷い執念だ。



「………昔どうだったとか抜きにして、普通に恥ずいだろ」



そっぽを向き少し照れながら答える男。
ちらりとボケ老人二名を見やると、中国の目が見開かれていた。



そして男の肩に手を回してどこかへ連れて行こうとする。
状況が理解できず日本に助けを求める。

・→←執念の更衣室 中国



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凡夫(プロフ) - しょうゆだれさん» ありがとうございます!ゆるゆると更新していきますので是非とも見ていって下さい! (2月8日 0時) (レス) id: 4785ee1503 (このIDを非表示/違反報告)
しょうゆだれ - あなたの書く小説が大好きです!これからも更新楽しみにしてます! (2月4日 11時) (レス) id: cc28abac62 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凡夫 | 作成日時:2024年1月21日 0時

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