執念の更衣室 中国 ページ19
中国×国男主
「ジーサン、また落とし物してんぞ」
「あいやー、気付かなかったある…」
ありがとある、と感謝をして落としたものを受け取る中国。
「それとコレ、俺に預けてったまま忘れてたからな。」
「あいやー…………」
甲斐甲斐しく世話する様子はまるで爺と孫である。
それを見て笑いながらフランスは揶揄う。
「マジで介護じゃん。流石に耄碌してきた？」
「失礼あるな。まだボケてはないある」
「ボケてんだろジーサン。」
「黙るよろし」
アジアの一国である男は中国と深い関わりがあり、若いが故にほぼ彼の介護係になっていた。
しっかりした生真面目な性格が祟ったのもある。
「第一なんで日本はジーサンの世話してやんねーんだよ。お前のほうが付き合い長いだろ」
「嫌ですよ、面倒です。というかどちらかと言えば私も介護される側ですし」
そうだったコイツも爺だった、と男は頭を抱える。
アジアの平均年齢を彼らが跳ね上げるせいで男の年齢が余計低く見えるのだ。
「ま、昔も今もお前は真面目で可愛いやつある。これからも介護頼むあるよ」
「介護されてる自覚はあったのかよジーサン…」
______
「あっもっと向こう向いて下さい！！あぁそうです！！上手ですよ！！！」
「お前その下はどうなってるある？」
「下ってなんだよジーサン」
「下は下ある。捲られたいあるか？」
中国の家で開催された撮影会(日本が唐突に呼び付けて始まった)で、男はメイド型に改造されたチャイナ服を着ていた。
初めは「人ん家の服改造するなんて良い度胸ある」と難色を示した中国だったが、段々と興味が沸いたのか座って様子を眺めていた。
「ふぅ……ありがとうございます。次はこれ着て下さい」
「まだやんのか」
「当たり前でしょう！！貴方が応じてくださるなんて珍しいんですから！！一気にやっておかないと！！！」
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凡夫(プロフ) - しょうゆだれさん» ありがとうございます！ゆるゆると更新していきますので是非とも見ていって下さい！ (2月8日 0時) (
レス) id: 4785ee1503 (このIDを非表示/違反報告)
しょうゆだれ - あなたの書く小説が大好きです！これからも更新楽しみにしてます！ (2月4日 11時) (レス) id: cc28abac62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凡夫 | 作成日時：2024年1月21日 0時
