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「コレ、中学卒業式の時の私です」









道のど真ん中で話し込むのもどうかと一先ず入ったファミレスで見せられたその写真に、野薔薇とAが思わず二度見した。








「えっ、マジィ?!半年前でしょ?!」



『な、何がどーしたの?!』







「いやぁ、その時から身長だけ15センチくらい伸びまして、それと東京に来て環境の変化のストレスでみるみる…」





「『ほへぇ〜』」








卒業式の時のだというその写真と別人かと思うほどスリムになった彼女に「佐藤黒呼かよ」と幽☆遊☆白書ネタをぶち込む野薔薇。








『あれ、これ、こっち側のツンツン頭』



「あ──虎杖じゃん」







真顔で横に立っている彼の方は今と全然変わってない虎杖だ。








『写り込んじゃったとか?』



「い、いえあの…卒業式の日勇気を出して一緒に撮ってもらったんです、本当は連絡先とかも聞きたかったけど、私東京に越すの決まってたし…」







「でもさっき虎杖君を見かけて、今の私ならもしかしたら──なんて、」と恥ずかしそうに言う彼女、小沢優子ちゃん。





そのあからさまな様子にカチコンと固まる野薔薇とA。









『ゆ、優子ちゃん…一応確認するんだけど、それってつまり──』






「つまり…そういうことね!?」




「はい…!!そういうことです!!」







「A、アンタ虎杖と最初に会ったのいつ?」



『えっと…野薔薇の一日前』







それを聞いた瞬間野薔薇がスマホで呼び出しを始めた。





その隙にAは自分の分のフルーツパフェを追加注文。









「あ、伊地知さん?!伏黒まだ乗ってますー??お店のURL送るんでそこまで引き返してもらっていいですか?──アザッス!!ヨロシクデース!!」




『あ、すみませーん!ブラックコーヒーも追加でお願いできますか?』




「今から私達より虎杖に詳しい奴が来るわ」



「あのっ──!」



「まずはソイツに話を聞きましょ」



『無愛想だけど女の子には割と優しいから大丈夫だよ』







グッ、と親指を立てる。



それにしても虎杖か〜、私が言うのもなんだけど、見る目あるなぁこの子。








「もし釘崎さんと久我さんも虎杖君のこと──」




「ない。天地がランバダを踊っても、ない」


『このパフェ美味しいよ!優子ちゃんもお食べ〜』





天地にランバダを踊らせる野薔薇と優子の切実な問いにほとんど興味がないAに、問いかけた本人も笑うしかない。

・→←そういうこと



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Uo(プロフ) - 無さん» コメントありがとうございます❕イラストを載せるのは緊張するので、そう言っていただけると嬉しいです😖 (6月5日 1時) (レス) id: d9295642a6 (このIDを非表示/違反報告)
- 絵うっっま!!!お話の方もサクサク行かせてもらってます! (2022年12月27日 15時) (レス) @page36 id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
Uo(プロフ) - 鈴さん» こちらのミスです、すみません😖修正したので、見られるようになったと思います…! (2022年12月20日 15時) (レス) id: 37eb27a647 (このIDを非表示/違反報告)
- すみません、夢主ちゃんの画像が見れないのですが…… (2022年12月5日 18時) (レス) @page9 id: e67e995d1b (このIDを非表示/違反報告)
Uo(プロフ) - アオちゃんさん» コメントありがとうございます❕そんなにお褒めの言葉を頂けるなんて、感激です…!!😖ご期待に応えられるよう頑張ります! (2022年10月3日 23時) (レス) id: 6bc61cb134 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とま | 作成日時:2022年9月13日 1時

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