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「…カエル嫌いなんスけど」
「悪かったな!!」
気づけば目の前に恵のお顔。あれ、これもしかして、お姫様抱っこされてる？
ジンジンと痛む頭でぼーっと考えながら少し視線を落とすと、蝦蟇にパックンチョされてる野薔薇。
「…A、無事か」
『ウン、ぼーっとするけど、』
「私にも無事か聞けよ!!!!」
「…大丈夫か」
「大丈夫だわナメんじゃないわよ!!」
明らかに「うるせぇ、」という顔の恵。
──あれ、？
『虎杖は、？』
「…その話は後だ。とにかく今はここから出るぞ」
すぐに答えてくれないのは、どこかおかしいと思った。
それでも今はただ、彼の口から紡がれる私の名前が木霊して、それとぶつけた頭も痛くって、
多分、頭がちゃんと働いていなかった。
＊
玉犬の遠吠えが響く。
少年院からAと釘崎を抱えて何とか脱出して、すぐに玉犬に遠吠えをさせた。
理由は、"虎杖への合図"。
これを聞いた虎杖は、宿儺に代わる。
「避難区域10kmまで広げてください」
「伏黒くんと久我さんは？」
「俺は残ります」
一番重症の釘崎を車に乗せて、伊地知さんに状況を報告する。
「(──もしもの時、俺にはアイツを始末する責任がある)」
「では、久我さんは？」
後部座席に乗って釘崎の応急処置をしていたAが振り返った。
その白い肌に赤黒い血が滲んでいるのが痛々しい。
目立つのは頭の打撲による出血、その他に命に関わるような怪我はないように見えるが、釘崎といたあの場所の呪霊の数とあの氷の量…、
あんだけの大氷結を何度も出したなら呪力はもう間違いなく限界に近い。
『私も残る』
「…駄目だ。高専に戻って家入さんの治療を受けろ」
『どうして？私もできるよ。頭の傷なんてもう平気。虎杖がどうなってるかも分かんないのに、ここに恵だけ置いていけない』
「俺のことは心配ない。俺にはアイツを止める責任がある。今は…Aの呪力量の方が心配だ」
"「最後にあの女、髪を染めてもバレバレだ。あの女は裏梅のは家系の子孫だな。呪詛師の才能がある」"
"「ケヒッ、そうか。それなら殺すだけだ」"
絶対に、ここに残す訳にはいかない。
『知ってるでしょ？私は、何ができて何ができないのか、どこが限界でどこまでいけるのか、全部私が決めるの』
『私はまだ限界じゃない。できるよ』
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歌詞 - 特急が取り込んでいたのか (3月22日 17時) (
レス) @page32 id: 2b3270be69 (このIDを非表示/違反報告)
Uo(プロフ) - るるさん» コメントありがとうございます❕かわいい性格に書けていたならとても嬉しいです😖スタンドバイミー、いつ見ても名作ですよね…!! (6月5日 1時) (レス) id: d9295642a6 (このIDを非表示/違反報告)
るる - まって、、夢主かわいい💕 てか、スタンドバイミー最高ですよね！リバーフェニックス私も好きー！クリスは性格もイケメンだし、、、。 (5月5日 0時) (レス) @page3 id: 7b5dad0b18 (このIDを非表示/違反報告)
とま(プロフ) - †NANA†さん» 詳しく教えて下さり本当にありがとうございます…!!誤字が多くて申し訳ないです😞 (2022年8月14日 20時) (レス) id: f3920fcf38 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ32と33で、「特級」が「特急」になっています。 (2022年8月13日 16時) (レス) @page35 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とま x他1人 | 作成日時：2022年5月17日 0時
