ドジっ子のクラスメイト ページ7
私のクラスメイトの女子が
どうやら先輩の告白を受け
その先輩と同じクラスの
別の先輩のことを好きだから断った。
という何ともややこしいような
恋愛話らしい。
本当にそんなことあるんだ。
先輩を巻き込んだ三角関係とか...
なにそれ怖い←
そんなくだらない話で
最近うちのクラスはもっぱら
その告白された女の子を探すのに夢中だ。
そんなことしないで
そっとしておいてあげればいいのに。
先輩に告白を受けた側で
女の子の名前が挙がってこないということは
きっと彼女はその話が
公になるのを避けているのだろう。
単に面倒なのか
告白されたことに照れているのか
それとも好きな先輩とやらに
知れるのが嫌なのか。
そのままGW前までその話で
すっかり持ちきりになっていた。
「ねぇ、次の移動教室ってどこだっけ？」
「ん？あぁ、二階の奥の教室だって。」
ロッカーの前で教科書を
取り替えていると突然
少し髪色の薄い胸下あたりまである
ロングヘアーの女の子が立っていた。
いや、突然というか、
ただ単に私が
ぼーっとしていただけだけど。
その女の子はほんわりとしたかわいい子で
うさぎに雰囲気がよく似ているなと思った。
要はかわいい顔をしているのである。
「ありがとう。」
そのまま彼女はロッカーの前を離れていった。
確か名前は夢野宇佐木。
かわいいあの子相応の似合う名前だなぁ
「おわぁぁ！」
バッサァ！
そう呑気に思っていると
突然盛大に宇佐木は廊下でこけた。
その拍子に飛び散る教科書やノートの数々。
「あれ、もしかしてドジっ子？」
私はすぐに宇佐木のもとに駆け寄り
散らばった教材を集めた。
A「怪我ない？大丈夫？」
宇佐木「あぁ、ありがとう。ほんと大丈夫。気にしないで！」
A「手伝うね。」
宇佐木「ありがとうぅ。」
今日新しく
親しい友達ができました。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Lemonaめろんそーだ。(プロフ) - めっちゃ続き気になります、、、 (2019年2月2日 23時) (
レス) id: 410f0c8008 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - ありがとうございます (2017年8月9日 11時) (レス) id: e2cf070f5b (このIDを非表示/違反報告)
99(プロフ) - コメントをありがとうございます。読者様がそのように思ってくださっていることを知ってこの小説に定期的に取り組もうと再度思いましたので、明日投稿しますので宜しければ見てください。 (2017年8月9日 0時) (レス) id: 996208e53c (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - 続きが凄く気になります (2017年8月9日 0時) (レス) id: e2cf070f5b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：99 | 作成日時：2017年5月11日 16時
