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しばらくセブルス・スネイプの後ろをついて黙って歩いていると
人気のない路地裏に着いた。
なんでこんなところに……
まさか、誘拐犯？
いやいや、流石にそれはないだろう。
もしそうだとしても、あのシスターが見過ごすはずがない。
あ、止まった。
セブルス・スネイプはコートをはためかせながらこちらを振り返ると
左腕を差し出した。
隙間風が彼の黒髪を乱し、
彼の浮き上がった銀灰色の目がこちらをじっと見つめる。
それはまるで何かを待っているように見えた。
え、どういうことだろう？
彼の動きに戸惑いつつも、私は彼が差し出す左腕を見つめる。
うん、やっぱりわからん。
どうすればいいかわからず思わず首を傾げると、
彼は思いっきりため息を吐いた。
「腕に捕まえれ。
そして我輩が目を開けていいというまで決して開けるな」
そう言うことか。
いや、なんでそんなこともわからないんだ、
みたいな目でこっちを見るんですか。
わかるわけないでしょう、
私エスパーでも魔法使いでもないんだから。
と心の中で不満を言いつつ彼の元に駆け寄ると、
彼の腕を恐る恐る掴み目を瞑った。
すると突然耳元でバシッと音が鳴ったかと思えば、
体中が何かに押しつぶされるような感覚に陥った。
思わず窒息しそうになり目を開けてしまいそうになった時、
また耳元でボンッと音がした。
「っはぁ、はぁ」
「もう目を開けても構わない」
そう言われて恐る恐る目を開けてみると、
目の間に広がっていたのは薄暗い路地裏ではなく、
荒れ果てた大きな屋敷だった。
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庵原史穂(プロフ) - 暁ホームズさん» ノップさん、お久しぶりです！覚えていてくださりありがとうございます！ハリーポッター良いですよね。私昔から大好きで知っている方がいらっしゃって私も嬉しいです。ハリーポッターは不朽の名作ですから♪ (12月28日 21時) (
レス) id: 9591776113 (このIDを非表示/違反報告)
暁ホームズ(プロフ) - 何処かで見た事ある作者名だと思ったら、ウログで相互フォローの方でしたか！名前変えましたが、ウログで相互フォロー中のノッブです！ハリーポッター知っていて嬉しいです(*´꒳`*) (12月28日 21時) (レス) @page3 id: c5c7985cdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：庵原史穂 | 作成日時：2023年12月26日 17時
