25話 感謝を伝えよ ページ28
＿＿＿＿＿＿全ての授業が終わり、放課後。
太陽は沈みかけ、空は綺麗なオレンジ色。
緑谷君を待ちながら、反省会をしようと
みんなで教室に集まっていた。
まぁ、爆豪君は帰っちゃったけど。
「轟君、瀬呂君、切島君！」
「どうした、閃光」
「その、今日は私のためにもう一回
模擬戦やってくれてありがとう。
一回やって疲れてたのに……」
「まぁ仕方ないだろ。奇数クラスなんだし」
「そうだ、そうだ！」
「逆に俺も勉強になったし。
こちらこそ有り難かったぜ！」
「3人とも……。
それじゃあ気を取り直して反省会やりますか！」
「「おー！！」」
そして30分後。
「おー！緑谷来た！
お疲れ！」
「うぁ！」
「いやー、何喋ってんだか全然わかんなかったけど、
熱かったぜ、オメェ！」
「入試一位の爆豪と互角に渡り合うなんてなぁ」
「よく避けたよ！」
「一戦目であんなのやられたから、
俺らも力入っちまったぜ！」
「エレガントには程遠かったけ
「よく避けたよ！」
「え、えぇ？」
「ほら、みんな近寄りすぎ。
一応怪我人なんだから。
緑谷君を待ちながらクラスのみんなで
反省会をしていたの。
圧倒的な実力差に怯む事なく立ち向かう様は
まさにヒーローだったよ。
お疲れ様、緑谷君」
すると背後で机に座る常闇君を注意する飯田君の声が。
相変わらず、ブレないね。
でも、彼みたいな存在は今後このクラスに必要だから
そのまま純粋に育ってくれたまえ、少年。
「あの、かっちゃんじゃなくて、爆豪君は？」
「あぁ、みんなで止めたんだけど。
さっき黙って帰っちゃったよ」
それを聞くや否や、緑谷君は走って校門の方へ向かった。
「緑谷君！廊下は走らないでくれたまえ！」
「まぁまぁ」
「でもどうしたのかしら？
あんなに急いで」
「男の因縁ってやつです」
「違うと思うけど……」
「男の因縁ってやつです！」
「そう、なのかしら？」
「そろそろ日も沈みそうですし、
私たちも帰る支度を始めましょうか」
帰る方向が同じだった瀬呂君と切島君、上鳴君の4人で
一緒に帰ることになった。
「あの、そういえば瀬呂君大丈夫？
一応怪我がない程度には加減したんだけど……」
「あ、あぁ。
そんな大して痛くないから大丈夫」
「本当？
もしやばそうだったら言って。
湿布代払うから」
「いや、酷かったらリカバリーガールのところ行ってるって」
「あ、確かに」
その後3人と別れ家路に着くはずなのだが＿＿＿
なぜかまだ切島君と一緒に歩っています。
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庵原史穂(プロフ) - イケおじ派さん» 本当ですか！ありがとうございます！ (2023年1月21日 22時) (
レス) id: 0038db6d5e (このIDを非表示/違反報告)
イケおじ派 - 3話のイケおじ派がめちゃ共感です (2023年1月21日 21時) (レス) @page4 id: ec49e52911 (このIDを非表示/違反報告)
庵原史穂(プロフ) - 瑞樹さん» ご連絡ありがとうございます！全く気付いていませんでした……今後このようなことがないよう気をつけますが、もしまたあったらその時は教えてくださると助かります。 (2023年1月9日 18時) (レス) id: 0038db6d5e (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹(プロフ) - 訂正になって申し訳ないのですが、八百屋ではなく八百万かと思います。間違っていたらすみません。 (2023年1月9日 18時) (レス) @page38 id: 140729f59d (このIDを非表示/違反報告)
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