お世話 syput ページ9
1000hitアザっす!
今回はsyputです。hoi4見てたら浮かんだ構図です。
syputとshput表記はどっちなんでしょうか。
_________________
大先生の朝は、ショッピの手によって始まる。
「大先生起きてくださーい」
大先生がなかなか起きないため、ショッピが起こしに来るのだ。
「ん、んむ、あさ?」
何度も揺すられてやっと目を覚ます大先生。まだ寝ぼけてはいる。
「そうですよ、起きてください。(今日もかわいいな)」
思っていることを悟らせない表情でショッピが声をかける。
「うん、いつもごめんなショッピくん」
「いえ、大丈夫ですよ」
謝る大先生だが、大先生を起こすことはショッピにとってはただのご褒美であるため、一切の問題はないのである。
「ほら、顔洗って来てください。」
大先生を洗面所に向かわせ、布団を畳んでおく。
(幹部の部屋は、一部の幹部の強い要望により布団の部屋もある。)
顔を洗って目が完全に覚めた大先生を着替えさせて、食堂に行く。
「あ、大先生にショッピくんおはよう」
「おう!おはようげどちゃん」
「おはようございます」
たまたま会うひとらんらんに挨拶をする先生。食堂にひとらんらんがいる時は大抵とある事がある日だ。
「今日は俺の小麦で作ったパンがあるから食ってよ」
そう、ひとらんらん印のパンである。人気のあるそのパンがあると聞いて、2人の目が光る。ちなみにパンは数量限定である。
幸い、2人は早く起きたので余裕でゲットだ。
トーストセットをそれぞれ頼み、席に着く。出来上がるのを待つ間に、幹部がぞくぞくとやって来る。パンは人数分無いので、勿論内ゲバが始まった。2人は、勝負せず手に入れた勝ち組である。
総統命令だ!
という盛大な職権乱用のセリフや、
5徹目なんや!ご褒美を!
という悲痛な叫びも聞こえて、ショッピと大先生は仕事を頑張ろうと思ったらしい。
あーそーぼー!
という場違いなセリフと共に何人か犠牲になる。
それをまったりと眺めながら、大先生たちはパンを食べている。
「あ、大先生。ジャムついてますよ。」
「え、ほんま?どこどこ?」
大先生はゴシゴシと頬を擦るが、全く取れていない。
「じっとしてくださいね」
ショッピが親指で拭い取った。親指のジャムをそのまま口に入れたショッピに、大先生の顔はほんのりと赤くなった。
「どうかしましたか?」
「い、いや別に」
大先生は自分の方を向くショッピから、慌てて顔を背ける。
内ゲバが起こる朝の日常である。
終わり←コスプレ?
14人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
真冬(プロフ) - お話、とても面白かったです!ニヤニヤしながら見ちゃいました (2023年5月5日 0時) (レス) id: 4a3127b8c5 (このIDを非表示/違反報告)
真冬(プロフ) - パスワードの話、「ut」だと思います…!私もそれで行けたので (2023年5月5日 0時) (レス) id: 4a3127b8c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ