第８片 ページ10
貴方side
マリー「Aお姉ちゃん！！」
貴「！！！」
鈴のような可愛らしい声に呼ばれて私は振り返った
そこには、桜色の頬に天使の笑顔を浮かべこちらに駆け出す女神の姿がーーーー！！
あれ、私いつの間にか死んで天国にいるのかしら？
でも、ま、いっか
テレ「A、気を確かにしな」
貴「はっ！！」
天界の女神かと見違えた少女は我が愛しの妹マリーだったではないか！！！
テレ「毎回これをやらないと気が済まないのかい
そこら辺はあのポンコツと同じだねぇ」
シスターテレジアに半ば呆れられた
でも今は！
貴「あぁぁぁん！！マリィィ〜〜！！
お姉ちゃん会いたかったよぉ〜〜！」
マリー「きゃっ！も〜お姉ちゃん！」
私は可愛いマリーを抱き締めた
あぁぁぁ可愛い！！！
貴「マリー、困ってることはない？ご飯はちゃんと食べてる？」
マリー「大丈夫だよ！Aお姉ちゃん！
教会のみんなも優しいし、毎日たのしい！！」
貴「そう！それを聞けてよかったわ！
あ、そうだ！」
私は大量に買ってきたお土産の袋やら箱を持ってきた
貴「皆ーー！お土産買ってきたよ！！」
こんなに大荷物になったのは、教会みんなのお土産も買ってきたからなのだ
天使のように優しいマリーは、自分だけたくさんプレゼントをもらうのを良しとしない
もちろん教会の子たちがとっても可愛いからでもあるけどね！
貴「マリーにはお洋服とぬいぐるみ、
オルフィには読みたがってた本と、アーロンには…」
￣￣￣￣￣￣￣￣￣
その後、買ってきたお菓子やケーキを皆で食べ
たくさん遊んだ
楽しい時が経つのは速いもので、すでに辺りは夕焼けの茜に染まっていた
子供「Aお姉ちゃん、バイバーイ！！」
子供「また遊んでねー！！」
貴「うん！その時までみんな元気でね！！
シスターテレジア、マリーや皆をよろしくお願いします！」
テレ「ああ、Aもムリはするんじゃないよ」
貴「はいっ！」
猩々緋の空は、その上端を紺碧に変えて
夜に座を譲っていた
私はもう一つの家族の元へと帰る
これから起きるであろう面倒ごとの言い訳を考えながら
やがて黒の暴牛団のアジトに着いた、
時刻にして夜の７時
私は古びた城の扉をそっと開いた
貴「ただいま帰りまし…ゴフゥッ！！！」
予想はしてたがやはり痛い
お兄ちゃんのハグという名のタックルは…
貴「えへ、お兄ちゃんただいま」
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氷輪(プロフ) - しーさん» 鋼でしたね！すみません！訂正します！ご指摘ありがとうございます！ (2018年12月24日 9時) (
レス) id: 9e47dac2f9 (このIDを非表示/違反報告)
しー - クラウスのまほうは青銅ではなく鋼魔法です (2018年12月24日 7時) (レス) id: 05e026159a (このIDを非表示/違反報告)
氷輪(プロフ) - ツバサさん» ありがとうございます！！楽しみにしていただけて嬉しいです！！ソリド兄様になってますね（笑）ご指摘もありがたいです！訂正します！！ (2018年12月22日 23時) (レス) id: 9e47dac2f9 (このIDを非表示/違反報告)
ツバサ(プロフ) - めっちゃ面白です！続きが楽しみです！あと、22話のソリド兄様に褒められたとありますがノゼル兄様ではないでしょうか？ (2018年12月22日 22時) (レス) id: 569f9ab0cc (このIDを非表示/違反報告)
な。 - 氷輪さん» こんな拙い文章にお返事の言葉、ありがとうございます。作者さまの他の作品も、楽しく心打たれながら読ませて頂いております！！好きです………ずっと神だと思っていた作者さまが推しのストーリー作ってくださったなんて感激すぎる。好き……愛が重くてすみません（笑） (2018年7月12日 22時) (レス) id: 87a58fa8a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷輪 | 作成日時：2018年5月19日 21時
