第１片 ページ3
貴女side
ゴー「A、昨夜の寝顔も可愛いかったぞ」
お兄ちゃんは、うっとりと私を見つめ指で私の頬をなぞる
妹の私が言うのは何だけど、お兄ちゃんは顔が整っているのでこんな動作も絵になる
鼻血さえ垂らしていなければ…
貴「お兄ちゃん、私部屋にカギかけたはずなんだけど」
ゴー「カギなんて愛があれば開くもんさ」
貴「いや開かないから普通！！」
本当に、我が兄は残念なイケメンだと思う…
貴「じゃあ私着替えるから」
ゴー「そうか」
…………
貴「いや、そうか じゃなくて
お兄ちゃん出てこうよ！」
ゴー「何を言うA！！
誰かに着替え中のAを覗かれたらどうするんだ！！そんな不埒者はお兄ちゃんがぶっ殺……やっつけてやるから安心しろ！！」
貴「ホントに大丈夫だから！！」
私はグイグイとお兄ちゃんの背中を押し
部屋から追い出した
ゴー「ちょ、あ、Aーーー！！」
バタン
貴「…はぁーー、朝からやれやれだよ」
￣￣￣￣￣￣
バネ「おはようA！ふふ今日も可愛いんだからぁ〜！！」
貴「おはよう！バネッサも綺麗だよ！」
チャ「おはよぉ〜A〜！」
貴「おはよう、チャーミー！」
黒の暴牛の談話室は今日もワイワイしている
私は、一通り挨拶を終えるとキッチンへ行き、
朝ごはんを作った
貴「えーと、卵は…」
スッ
探していた卵が"モフモフの腕"で差し出された
貴「！ ありがとう！羊のコックさん！」
コクリ
チャーミーの綿魔法の羊さんとは、よく厨房で顔を合わせるのだ
羊さんは喋らないけれど、なんとなく考えてることは解るようになってきたし、料理もよく合作する
ちゃちゃっと料理を作り、持っていく
当初は趣味で作っていただけだったのに、いつの間にか黒の暴牛には、羊のコックさんと私が炊事係のようなポジションになっていた
貴「皆ー！朝ご飯出来たよー！」
料理を両手に持ち、厨房から呼び掛ける
チャ「わぁーい！」
マグナ「腹減ったーー！」
フィン「今日も美味しそう！」
皆で食卓を囲み、各々料理を口に運ぶ
ここに入ってから料理のレパートリーも随分増えたものだ
ゴー「あぁ、今日もAのメシは旨い
流石俺の妹だ、結婚しよう」
貴「しません！ でもマリーにも食べさせてあげたいなぁ〜」
ゴー「そうだな(ﾎﾞﾀﾎﾞﾀ」
フィン「相変わらずマリーちゃん大好きだね
二人とも」
ゴー/貴「当然」
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氷輪(プロフ) - しーさん» 鋼でしたね！すみません！訂正します！ご指摘ありがとうございます！ (2018年12月24日 9時) (
レス) id: 9e47dac2f9 (このIDを非表示/違反報告)
しー - クラウスのまほうは青銅ではなく鋼魔法です (2018年12月24日 7時) (レス) id: 05e026159a (このIDを非表示/違反報告)
氷輪(プロフ) - ツバサさん» ありがとうございます！！楽しみにしていただけて嬉しいです！！ソリド兄様になってますね（笑）ご指摘もありがたいです！訂正します！！ (2018年12月22日 23時) (レス) id: 9e47dac2f9 (このIDを非表示/違反報告)
ツバサ(プロフ) - めっちゃ面白です！続きが楽しみです！あと、22話のソリド兄様に褒められたとありますがノゼル兄様ではないでしょうか？ (2018年12月22日 22時) (レス) id: 569f9ab0cc (このIDを非表示/違反報告)
な。 - 氷輪さん» こんな拙い文章にお返事の言葉、ありがとうございます。作者さまの他の作品も、楽しく心打たれながら読ませて頂いております！！好きです………ずっと神だと思っていた作者さまが推しのストーリー作ってくださったなんて感激すぎる。好き……愛が重くてすみません（笑） (2018年7月12日 22時) (レス) id: 87a58fa8a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷輪 | 作成日時：2018年5月19日 21時
