truth

カムバック ページ7

your side


ソアはすごいタイミングで手紙を渡したんだな、と思いながら

カムバックの知らせを見る。


｢、まぁジニもウジナも大変だったからね｣


Havenと名付けられた曲を見る。

作詞の名前はきっちりパク・A、と書かれていた。


ソアが手続きやら色々したんだろうか、と思いながら
印税制度をぼんやりと思い出す。


今は日本のアーティストに振り付けを提供したり
たまに楽曲制作を手伝ったりして

割と自由に暮らして、稼いでいる。





｢、そろそろ渡韓の時期だなぁ｣


カレンダーを見つめて、リアに会う準備をする。

パッキングをしていると、電話が揺れた。


｢懲りないなぁ、笑｣

チャニオッパとヒョンジナ、ミノは必ずカトクを毎日送ってくる。

苦笑いしながら通知を見ていると、珍しい人物から新しい通知が来た。


通知、というか着信。


｢여보세요、언니｣

｢あーA。出てくれないかと思った｣

｢、忙しい中なにか御用ですか？｣

｢やー、あんた会わないうちに可愛さが無くなってきたわね｣


ナヨンオンニとは何故か今話したくなかった。
なんだか、とても嫌な事を言われる気がして


｢代表がお呼びですよ。｣

｢、なんの冗談ですか？｣

｢あの子達に曲渡したでしょ？だからだよ｣

｢理由になってないんですけど、｣

｢拒否権はないよ｣


そう言って返事をする前に電話を切られてしまった。




｢、気が重い｣


誰か一緒に来てくれないかな、なんて淡い期待を胸に連絡先一覧を開いた。

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